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※この記事は締切の都合上、6月26日の午前中までの情報となっています。
日本人選手へ甘・辛コメント
私的な見解で全日本人選手の1週間の活躍に対し甘口・辛口の両方の面を混ぜてコメントするコーナーです。
ドジャース 大谷翔平
週間MVPを獲得するほどの好調でした。
ほぼ毎試合のようにHRが飛び出し、9試合連続打点も記録しています。
打ちに行く選択する球も良く、ボール球に釣られることも少なくまさに無双モード。
ただ課題はシーズン後半にいつも疲労が溜まり成績が落ちてしまうこと。
今年は二刀流が無いので、むしろ尻上がりになり過去最高の打撃成績を残すと信じている。
ドジャース 山本由伸
右肩を痛めIL入りしている山本由伸の今週は特に進展がなく、キャッチボールなども行っていないという事です。
肩の痛みが発覚した時に数週間のノースロー調整という情報が出ていたので、おそらく来週も特に進展はないと思います。
復帰はおそらくシーズン後半戦からになるでしょうし、キャッチボールも来週以降になると思う。
由伸の怪我は右肩腱板損傷と伝えられてますが、この怪我は強度が軽いものから重いものもある。
過去には斉藤和巳さんなどが悩まされた怪我ですが、重症だと手術して長いリハビリが必要になるくらいの怪我である。
今の所、由伸は重症ではなく手術も必要なし、ロバーツ監督も「シーズンが終わる訳じゃない」と発言してるので、少し休めば大丈夫でしょう。
また情報が入り次第お伝えします。
パドレス ダルビッシュ有
シングルAでのリハビリ登板を終え、26日にメジャー復帰登板予定だったが右肘に軽い炎症が見つかり、登板を回避、復帰が不透明になっています。
首の張りがあり、復帰後は良い投球を続けていたが、左の鼠径部を痛め再び離脱、次は復帰直前に右肘に軽い炎症という波乱なシーズン、ちょっと心配な状態となっています。
最近あったシングルAでのリハビリ登板も3.1回6失点7安打3奪三振1四球だったんで心配だった。
軽い炎症という事なので、早ければ来週また動きがあると思うのでお伝えします。
あと小ネタとしては大物メジャーリーガーがマイナーでリハビリ出場する時は差し入れとかご飯に連れて行くっていうのが恒例らしく、ダルビッシュもすごい量の肉とかデザートとかご飯を差し入れしてました。
あとはブルペンを見たりと、日本人でこういう存在であるという事と、こういう行動をしていることが誇らしいですよね。
パドレス 松井裕樹
8試合連続無失点で抑えていますが、1回持たずピンチを作って後続が抑えて助けてもらう事が今週もあった。先週もありました。
やはりコントロール、四球の課題がまだ克服できておらず、抑えている時もボール先行やフルカウントもあるので、少しヒヤッとする展開でギリギリ抑えているという感じ。
結果0だけどフラストレーション溜まるファンもいるだろうし、首脳陣もどう判断するか悩ましい所だと思います。
被打率は2割未満と打たれていないので、本当にコントロールさえ良くなればもっと良い成績と信頼感を得る事ができる。
また来週も期待。
カブス 鈴木誠也
先週まで好調だったんですが、今週打率は1割台とちょっと急ブレーキになっています。
さらにただ打てないだけじゃなく、勝負所、得点圏にランナーがいる状態が複数回あり、ヒットが出なかったことで逆転負けにも繋がったりと、打てなかった場面も悪かった。
打順は基本4番メインだが2番の時もあり、カブス的にも苦しい状態なんで打線を試行錯誤している状態で、チャンスに誠也が回ってくるようにはできているものの、頼みの誠也が不発だった1週間でした。
通算打率の方も2割中盤から抜け出せずにいるので、もう一皮剥けてほしいですよね。
ただ、四球を選んだり外野にボールは飛んでいるし、惜しい打球もあるんで来週は期待していきましょう。
カブス 今永昇太
3回10失点という大炎上。実際は8失点なんですが、ランナー2人置いた状態で降板し、後続が打たれたので今永に2失点ついて10失点となっています。
被本塁打も3本打たれてますが全部ストレートですね。あれだけ無双してきたストレートが打たれてしまったんですが、球速がいつもより少し遅く、90マイル未満もあった状態。
変化球の精度は悪くなかったのでストレートの調子がちょっと悪いとやはり失点はしてしまう状態。
ただ、今回3本のHR含む11本ヒット打たれたのは流石にたまたまかなと思います。
メッツが2度目の対戦という事で攻略されたんじゃないのか?という意見もあり、もちろん慣れはあるでしょうが、流石に今回はメッツが出来すぎたかなと。
なぜストレートが遅かったのか?の詳細は分かりませんが、怪我情報はないので、シンプルに調子が悪かっただけでしょう。
慣れてくるという事に関してもそれはお互い様なので次回のメッツ戦は今永が抑えてくれる事に期待しましょう。
メッツ 千賀滉大
リハビリ調整を続けていますが、明るい情報が出ています。
まずフロリダでライブBP、バッターと対戦しています。球種も全球種を使ったということで、これについて千賀投手本人も「すごく良い感覚だった」とコメントしています。
そして来週から実戦形式でリハビリ登板が予定されている、と順調にリハビリ過程を踏んでいる様子です。
復帰はシーズン後半からの予定なのでまだあと1ヶ月くらいはありますが、良い情報ばかりでインタビューの表情もすごく良かったので、嬉しいですね。
実践形式に入ってくると映像であったり、詳しい情報が出てくると思うので、また情報が入り次第お伝えします。
メッツ(マイナー)藤浪晋太郎
右肩の痛みからリハビリ中ですが、良い情報が入ってきています。
フロリダでリハビリ登板し1回被安打0無失点1三振、合計5球投げて全てストライクゾーン内。最速は98マイルという情報が入ってきています。
リハビリ登板1回目としては最高のスタートダッシュを切る事ができています。
球速も出ているし、5球だけですが全てストライクゾーンというのも高評価ですよね。
あとはこれが続くかどうか。まぐれじゃない事を証明すればメジャー復帰あると思うので、また次回のリハビリ登板を期待していきましょう。
ブルージェイズ 菊池雄星
今週はガーディアンズ相手に2回4失点と結果だけ見れば炎上ですが、ちょっと複雑な試合内容になっています。
まず2点の先制点を貰った後の1回裏2アウトから連打で1失点取られた。
3回に0アウト満塁から1失点した後に雨が強くなり一時中断し、そのまま降板。
再開後に交代したリリーフ投手が押し出しの四球とゲッツー崩れで2失点し、この2失点が菊池雄星が出したランナーなので菊池投手に失点がつき2回4失点という結果でした。
という事で雨で中断せずに菊池雄星が投げ続けてたらどうなっていたか分かりませんが0アウト満塁で2点取られていた可能性は十分にあるし、2回も2アウト1.2塁からライトのスプリンガーの超ファインプレーで助けられたので、結果的にみると途中雨で降板したけど2回4失点という結果に納得な試合かなと。
もしかしたらもう少し点を取られててもおかしくなかった。
5月末から6月末の1ヶ月直近6試合の成績が25.1回で20失点防御率7.11とかなり苦しんでいる状態。
7月からの巻き返しに期待したいが、ストレートの威力は97マイルくらいと勢いはある。
変化球があと1つ低く決まれば、また安定したピッチングを見せてくれそう。
Rソックス 吉田正尚
6月の打率が1割台で調子が上がってこない状態です。
初球の甘い球を見逃して追い込まれてからスイングを始め、難しい球に手を出して三振か凡打という打席がある。
若いカウントから積極的に打ちに行ってほしい。
ただ、直近2試合は連続安打、二塁打で長打とタイムリーも出ているので復調の兆しがあるのかもしれない。
初球から振りに行く姿勢もあったので、良い調子になってきていると思う。
Rソックス(マイナー) 上沢直之
2回 被安打2 四球3 失点3
1.2回は抑え3イニング目に1失点し降板、後続が失点し上沢に失点がついたという結果。
やはり今週も四球が3つ、毎回四球を出してしまった状態です。
なので、まだメジャーへの昇格への道のりは長くなりそうです。
次回また期待していきましょう。
タイガース 前田健太
今週はWソックス戦に登板し4.2回3失点という結果になっています。
4回に0アウト3塁から2アウトを取るが、そこから連打を浴びて2失点。
5回に2アウト1.3塁のピンチを招き交代。後続がヒットを打たれて3失点目がマエケンについたという内容でした。
マエケンに5回投げ切ってもらいたかったが、90球を超えていたので交代という判断でもおかしくないし、3失点目もしょうがないかなと。
これで通算防御率が6.00で前半通してずっとこの調子だとかなりマズイと思いますし、ファンと首脳陣からも厳しい声になってきてるでしょう。
ただ今回甘い球もあったけど、低目への変化球が冴えていたし、四球も無しでフィールディングでの好プレーもありました。
課題のコントロールの改善が見られたので次回以降のマエケンに期待したいと思います。
推し球団の進捗(LAA、CHC、TEX)
ドジャース
勝率6割を安定してキープしている。
ベッツが抜けて心配だったが、大谷翔平が覚醒し全く問題なし。
ロハスがヒットを打ったら負けないというジンクスが23試合続きメジャー記録になっています。
左肩の手術から復帰を目指すカーショウが順調にリハビリしていたんですが、左肩に痛みが出て一旦リハビリを中断しています。
カブス
リリーフ陣が終盤に崩れる癖が未だにある。
スティールが抑えているのに勝利数が少なすぎる。25日のジャイアンツ戦もスティールが抑えていたが最終回に3点取られてサヨナラ負け。
勿体無い試合が多すぎる。
今永と5試合バッテリーを組んだヤンゴームズがDFA、メジャーの40人枠から外れています。
そしてメッツで自由契約になったキャッチャーのニドを獲得しています。
新加入の二ドの情報としてはメッツでは32試合に出場、打率.229、3HR8打点。
盗塁阻止やブロックなどのキャッチャー能力はリーグ平均以上という感じになっています。
レンジャーズ
シャーザーが腰の手術からリハビリを得て10月30日以来の復帰登板しています。
結果は5回被安打1無失点でいきなり勝ち星を手にしており、この試合はシャーザー5回の後にウレーニャが4回投げて2人で完封リレーしているのも良かった。
1番のセミエンと2番のシーガーが2割中盤の打率で最近少し落ちている。
ガルシアが5月打率.177で6月が.171と全く上がってこないのが痛すぎる。逆に期待のルーキーのラングフォードが6月.295とかなり上がってきているし、ローもガルシアより良いので、ガルシアの打順を下げたり、臨機応変にしないといけない状態。
ヤン選手が復帰近いという情報ありなので打線の起爆剤になってくれる事を期待。
推し3球団はまた深掘り動画を上げていくて予定です。
【注目!】MLB NEWS TOP3
3位:メッツの守護神「ディアス」が粘着性物質
<<概要>>
24日のカブス戦で5−2でメッツが勝っている9回に登場したが、投げる前に粘着性物質が発覚し1球も投げずに降板した。10試合の出場停止処分となる。
<<考察>>
ディアスは試合後にいつも同じものを使っていると言い、退場処分を受けた事に「本当に驚いた」とコメントをしている。
画像ではディアスの手がアップされていて、確かに何やら白いクリーム?が塗られているように見える。
コメント通り本当にいつも通りの物で、今まで問題なかったならしょうがないとも言えるが、何がどう判断されるか分からない以上、登板前に手には何もつけないで置くのが当たり前。
グレーな部分、何かを塗ることはしない方がいい。
2位:ブルージェイズの有望株2位マルティネスが薬物違反
<<概要>>
先日デビューしたばかりのブルージェイズのオレルビス・マルティネスが薬物違反で80試合の出場停止処分となった。
<<考察>>
MLBが禁止指定している不妊治療薬のクロミフェンが検出されたとの事。
マルティネスの文章による声明を要約すると、交際相手との間に家族を持つ努力をこの2年間続けていたと。
昨年オフに故郷のドミニカの病院で信頼している医者に処方され、その際に禁止薬物は含まれていないと言われたと釈明しています。
その上で「責任を持ち、処分を受け入れる」との事。
この話は本当っぽいし、ちゃんと医者に確認しているので医者の方にこそ責任があり、むしろ選手は被害者だと思う。
ただ、使用する前に球団もしくは球団を通してMLB機構に確認しておけば、おそらく使用はしていなかっただろう。
プロスポーツ選手は絶対にどんな薬を使用するにしても球団を通すか、MLB機構に確認することが必須だと思う。
80試合半年間の試合出場停止はアスリートにとって貴重な時間だから。
1位:怪我人続出。
<<概要>>
今週は数多くの怪我人が出ています。
エンゼルスのサンドバルがTJ手術、ヤンキースのスタントンが10日間のIL、オリオールズのカイルブラディッシュもTJ手術、タティスJr.も10日間のILと主力選手がこぞって離脱している。
<<考察>>
シーズン前半戦も残り1ヶ月弱となり、オールスター休暇までもう少しで前半の疲労も溜まってきている事でしょう。
スタントンやタティス、ダルビッシュもそうだが前半はとにかく大きな怪我につながらないように念には念を押して休暇を取るべきだが、サンドバルのようにTJ手術になってしまうと、今年全休はもちろん来季の開幕に間に合わないという事になる。
それだけは選手として避けたい所だ。
今の所日本人で手術をしている選手はいないが、1年目の山本は離脱中、今永も頑張っているが疲労と怪我には気をつけてほしい。
多くの選手がシーズン終盤、ポストシーズンが正念場なので、なんとかそこにピークを持ってきたい所。