AIがあらゆる分野で猛威を振るっているが、ここ数年「学校の意味」「勉強の意味」が度々議題になっては、そこまで大きく変わらない現状が続いていた。
「教育の改革」は確実に必要だと言われつつもだ。
そこでchat GPTを始め、高度なAIが毎日たくさん出ている影響もあり、最近また教育・学校・勉強の未来について話される事が多くなっている。
ということで、今回は私達が予測する「学校・勉強」の未来を紹介しようと思う。
※今回の記事内での勉強とは一般的に学校で習う(国数英社理など)を指す。
勉強が必要か?
まず、勉強が必要か?という漠然とした問いから始めよう。
これは「何に?」で決まる。
例えば仕事に勉強が必要か?と言われれば、今学校で習っている9割くらいの事は仕事で使わない。
もちろん、どんな仕事に就くか?によって変わってくるが、ありふれている社会人の仕事で考えると、ほとんど活用はされていないと断言できる。
つまり学校を卒業し、社会人として働いていくのに学校で習った勉強は必要ではない。
お金を稼ぐ事に勉強は必要だろうか?
これもNOである。
もちろん、やり方による。
しかし、ほとんどの場合はNOである。
例えば、私達が提供しているこのサイトや記事に学校で習ったことは1つも使われていない。
サイトの立ち上げ方、記事の書き方、ジャンルの選定の仕方、そしてマネタイズ方法。
どれをとっても社会人になり、学習したことである。
つまり、お金を稼ぐ事と学校生活での勉強は全くの無関係である。
では今後、勉強はどのような意味を持つのか?
今後の勉強の意味
今後の時代で勉強の役割は3つある。
努力の証明
多くの会社で人を判断する際に重要視する項目が「努力できる人間かどうか?」である。
その判断基準として勉強の成績があった。
「高学歴=努力できる人=会社に入っても仕事頑張るだろう」という判断である。
もし、人や就職の際にアピールとして努力の証明をしたいなら、何かで結果を残すことが何よりの証明となる。
しかし、最近はスポーツでも何でも良いから実績がある、もしくは努力したと証明できるものがあれば別に勉強じゃなくても良いと思われるようになった。
そこで、勉強の成績は変わらず努力の基準となるだろう。
つまり勉強を頑張ることで、努力できる人間だという証明はこれからもできる。
努力の基準として勉強はこれからも意味はあるだろう。
勉強を仕事にする研究者
研究者は勉強が仕事みたいなものです。
科学者達はずっと研究を重ね、様々なものを発明・開発・解明している。
もし、あなたが何かしらの研究者になりたいのであれば、今学校で習っている勉強はかなり活かされるだろう。
テクノロジーやAIの進化、科学の発展も勉強を突き詰めてた研究者達のおかげです。
勉強は趣味になる
そして、最後の1つ。
勉強に残された道は「趣味」である。
趣味は基本的に自己満足、楽しいもの、自分が好きでやっている事である。
これから勉強というものが必要なくなったとしても、好きな人は趣味としてずっと勉強をしているだろう。
学校でよくやっているテストも大会のような形になる可能性が高い。
野球の甲子園などのスポーツ全国大会のような感じで、勉強の全国大会があってもおかしくはない。
割合で言えば勉強が好きな人より嫌いな人、苦手な人の方が多い。
だから生きる上で必須じゃなくなる勉強は、徐々に縮小していくだろう。
そして多くの人にとって、勉強は趣味としての位置づけに落ち着く。
私達はそう予測している。
補足
今回の記事を読み、あなたがどう捉え、どのように生活を変えていくのか?何も変えないのか?それは自由である。
私達は「こうなれ!」とは常に言わない。
あなたの人生における、全ての判断の最終決断はあなたがするべきだから。
これからも、あらゆる未来を予測していきます。
THE FUTURE MANUAL