激化するインフルエンサー業界
スマホやSNSが普及した事でインフルエンサーと言われる仕事は大きく伸びました。
インフルエンサーはソーシャルメディアを活用し、多数のフォロワーに影響を与える人物です。専門知識や親近感を通じて意見や選択が他人に影響を与え、スポンサーシップやアフィリエイトマーケティングなどで収入を得ます。
インスタグラマーは、Instagramを主な活動の場とするインフルエンサーです。美しい写真やビデオを共有し、フォロワーとコミュニケーションをとりながら、スポンサーシップや自身の商品の販売などで収入を得ます。
他にもYouTuberやTikTokerなどいますが、それらのSNSでフォロワーを増やしたいと思う人は多いと思います。
ちなみに、chat GPTのyabbleを利用して調べると以下の通りになりました。
しかし、これからの時代、SNSでインフルエンサーとしてフォロワーを増やす事はかなり難しくなってきます。
AIが作る人間
最近ではAIグラビアと言われるものが流行っています。
AIグラビアとはAIにグラビアの画像を生成してもらい、グラビア写真集にするというものです。
実はその写真集のモデルとなった、AIが作り出した人物のSNSアカウントには既に万を超えるフォロワーがいます。
もちろん、物珍しさという点は考慮するべきですが、それにしても万を超えるフォロワーがいるのは事実である。
キャラ時代とも言われ、フォロワーを集めるにはキャラをしっかりと作り込み、ブランディングしていく事が鍵になってくる現代で、イメージ外の言動や不祥事があれば炎上し、フォロワーが減る事もある。
しかし、AIでは完璧にキャラを作り込む事ができ、感情や欲がない分、人間の様にイメージ外の行動をする可能性は限りなく少ないため、炎上はしにくいし、不祥事は勿論ない。
さらに歳は永久にとらないし、あえて歳をとらせる事もできるし、見た目も好きなようにデザインできる。
性格はプラグラミングすれば一貫した性格で投稿を自動生成する事もできる。
もはやこれは、人間と同じである。
まさに完璧のアイドル。永遠のアイドルを作る事も可能である。
広告にも起用される
広告に使われる人もAIで作り出した人間に変わる。
今では人間の動きに合わせて、動画を生成する事もできる。
それも現時点(2023年6月)で、少し違和感がある程度なので、これから数年経った未来はかなり高度なものになっているだろう。
従来だとタレントなどの人間を用意し、必要であれば遠くまで撮影地へ移動、そして動画撮影、動画編集などたくさんの工程・費用が必要だった。
しかし、今や生成AIに頼めば1発である。
撮影地へ行くこともしなければ、演者がNGを出す事もない。
天気によって撮影の出来が左右される事もないし、動画編集もかなり楽になる。
よく見る動画広告も近いうちにAIが生成した動画になり、その中に出る人物はもちろんAIが作成した人間に変わっていくだろう。
これからどうすれば良いのか?
SNSで人として集客をすること、影響力を持つことが絶対に無理になる訳じゃない。
ただ、今まで以上に競争が激しくなっていくだけである。
その中で勝ち上がっていくリアルな人間も、もちろんいるだろう。
そして、ビジネスのやり方として自分という人間を売り出し、集客し、商品やサービスを提供してお金を稼ぐことも、もちろん無くなりはしないが難しくなっていくと予想される。
ではどの様に戦えばいいのか?
戦い方はいくつもあるが、その中でも今回は1つ紹介する。
コンテンツ重視
間違いなく言えるのは、これからはコンテンツの質が圧倒的に重要視されるということ。
今までは誰が?やっているかが重要だったが、誰が?が人間なのかAIなのか分からなくなってくる可能性があるため、差別化しにくくなる。
そうなると残るは圧倒的にコンテンツの内容次第である。
例えば、現代でも既に起こっている事だが、Twitter上でフォロワーがかなり少ない人でも、ツイート内容が良ければ、瞬く間に拡散される。
YouTubeなどの動画コンテンツも動画として面白ければ、再生回数は伸びる。
今まではメディアが少なかったため、恵まれている人、すごく運の良い人じゃなければ世の中に出ることはできなかった。
しかしSNSの出現により、誰でも自分を売り出すことや、自分の作ったコンテンツを世の中に出す事ができる様になった。
つまり実力主義の世界になってきている。
AIが作ったものだろうが、人間が作ったものだろうが、誰が作ったかは問題ではない。
作られたコンテンツが面白いかどうか?それが全てである。
ある意味、誰にでもチャンスはある。
完全実力主義の世界が幕を開けている。
THE FUTURE MANUAL