ライフハック

デジタルデバイスの多重使用:脳の快感か、作業効率の敵か?

複数デバイス

20代30代であれば複数デバイスを持っている人が多いだろう。

スマホはもちろん、パソコンにタブレット、人によっては定期的にスマホを購入していれば、前のスマホを持っている人もいるかもしれない。

少なくともパソコン、スマホ、タブレットの中で最低2つは持っている人が多いだろう

日本の男性が平均的にどのくらいのデバイスを持っているかという具体的な数字は見つけられませんでしたが、いくつかの情報を元に推測することは可能です。

まず、スマートフォンについてですが、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、スマートフォン所有者の9割以上が毎日スマートフォンを利用しています。この統計は男性に特化したものではありませんが、スマートフォンの普及率が非常に高いことを示しています​​。

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次にパソコンについてですが、博報堂生活総研の調査によれば、2022年時点で全体の70.2%の人々がパソコンを所有しており、男性の所有率は約14ポイント高いとされています。つまり、男性のパソコン所有率は約84%と推定することができます​。

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最後にタブレットについてですが、具体的な男性の所有率は見つけられませんでした。しかし、Yahoo!ニュースの記事によれば、タブレットは一世帯で複数持つ必要性があまりなく、一世帯全体の所有物として購入し、共用する事例が多いとされています​。

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これらの情報を組み合わせると、平均的な日本の男性は少なくともスマートフォンとパソコンを所有している可能性が高いと言えます。

タブレットは所有率が低いかもしれませんが、家庭内で共有されている場合もあるでしょう。

以上の情報はあくまで推測であり、具体的な数字や最新のデータを得るためにはさらなる調査が必要となりますが、複数持っている人が多いと仮定して話を進めていきます。

常時「ながらスマホ」生活

複数持っていると基本的に「ながらスマホ」をすることが多くなる。

例えば、タブレットで動画を見ながらスマホでゲームしたり、場合によってはパソコンで作業しながらタブレットで動画又は音楽を流し、片手間にスマホでゲーム又はスポーツ観戦をする、なんてこともあり得る。

おそらくあなたも心当たりはあるだろう。

このような状況では、脳があまりの情報の多さに処理できず、パンクした状態になる。

複数デバイスを同時に使用する事などは、集中力を阻害することが科学的にも実験的にも証明されている事である。

しかし、ながらスマホをする人が多い。

ここに科学では証明できないある事実が隠されている。

脳がパンクする気持ち良さ

脳が情報過多になると、何も集中できない、ある意味ぼーっとしている状態と言える。

人によっては、このような状態を気持ち良いと感じる人もいるだろう。

この事象に関して、2つのことが言える。

作業効率が落ちるので悪

1つは仕事や作業効率を考えると悪である。という考え。

本来やるべき事に集中できていないため、結果も出ないし、場合によってはお金も稼げないかもしれない。

そう考えると悪行と言える。

気持ち良いから善

2つ目は、その反対で、結果的に気分が良くなる、精神的に良いならそれは善である。という考え方だ。

本来人間は労働やお金を稼ぐために生命を持ったわけじゃない。

ぼーっとしていて良いし、だらけてもいい。

さらに人間は基本的に他の生物より高度な知能を持っていると認識されており、さらには感情が強く左右する生き物でもあり、精神的に病む人も現代では多い。

それなら脳をパンクさせて気分が良くなったり、作業をした気になる事も精神的には善なのかもしれない。

結局、どちらが良いのか?

複数デバイスを使うのか、それとも使わずに1つのことに集中するのか?

それは時と場合、あなたのライフスタイルによる

例えば「人生遊んで暮らす」「楽しく生きたい」という価値観やライフスタイル、休日の時間などは複数デバイスを使用すれば良い。

逆に「仕事命」「スキルアップ楽しい」「自己成長したい」という価値観やライフスタイル、仕事の日や集中しないといけない時は複数デバイスを使用しない方がいいし、ながらスマホをもやめた方がいい。

自分の価値観、ライフスタイル、時と場合を考えて、うまく使いこなそう。