「田舎に未来はない」発言
優秀な人は都市に集まる。
これは昔から言われている事だ。
そして、それ以外のいわゆる地方と呼ばれる地域は思うほど発展していない。
さらに人口減少も相まって、地方創生はかなり大きな問題となっている。
このようになった原因として、有名人や影響力を持つ人が「田舎に未来はない」「東京に出ろ」「都市に出ろ」と提言し続けていることが要因ではないだろうか?
地方創生と謳っておきながら、地方に住むより都会に出た方が人生楽しく、儲かると言われれば、地方の人は都市に出たくもなる。
結果、優秀な人は都市に集まり、優秀ではない人は地方に残るという縮図が出来上がってしまった。
さて、ここをどう改善してくのか?
リーダーとエンタメ
地方創生に関する問題と解決策はたくさんあるが、今回はその中でも「人」と「土地の価値」の側面から1つずつ紹介します。
基本的に人は人に群がり、土地の価値が高い所に集まる傾向があるからだ。
リーダー
都市にいる人が地方創生を促しても意味がない。
結局その人は都市にいるのだから。
もし、地方創生に本気で取り組むなら、その人自身が地方に住んでこそ説得力は増すだろう。
なので、影響力のある人、優秀な人が地方にしっかりと移住することが1つ鍵になる。
更に地方からも強烈なリーダーシップを持った人間が出現しなければいけない。
優秀な人間に凡人は群がる。
優秀な人間は凡人を上手くコントロールすることができる。
会社の起業も同じだが、始まりはいつも創業者、社長1人から始まる。
常に熱狂は1人から始まるのである。
そのような人間が生まれれば、そこに人は集まり活気づき、地方創生につながるだろう。
エンタメが鍵になる
町おこし、再開発と言われて思いつくのはなんだろうか?
大型ショッピングモールではないだろうか?
だが、今買い物はオンラインでする事が多い。
つまり、大型ショッピングモールにこれからも人は集まってくるのか?という事が疑問として上がる。
オンラインショッピングが更に進んでいくと予測されるため、大型ショッピングモールにそこまでの集客力はないのかもしれない。
ただ、ショッピングモールの中に貼っている店舗の種類によってはまだまだ改善の余地はあると思われる。
そこで代わりに出てくるのが、エンタメである。
エンタメというとかなり広義な意味になるが、代表的な所で言うと
- スポーツ
- 映画
- アミューズメントパーク
- 観光地
などがある。
このようなエンタメに人は集まるし、エンタメでお金を生むことで地方は活気がつく。
地方を代表するエンタメを作る事ができるか?が鍵になってくるだろう。
まとめ
今後の地方創生の鍵は2つ。
優秀な人材を地方に住まわせること、もしくは生むこと、止める事。
そしてエンタメを絡める事で、お金を産み、楽しい土地を作る事が必要になる。
人口減少や田舎や地方の過疎化が進む日本だが、本当に本気を出して何か改善していかないと日本は末端から終わってしまう。
この記事を読んでいるあなたが、地方に住んでいるなら尚更、慣れ親しんだその土地をどうか活気付けて頂きたい。