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AIグラビア「さつきあい」販売終了-AI規制は本当に必要?

AIの進化が進むと共に、AIに対する規制をどうするのか?という話題が上がります。

AIグラビア「さつきあい」

先日も日本の週刊プレイボーイが販売していたAI生成画像を使ったグラビア写真集「生まれたて。」が販売中止になった事例があります。

週刊プレイボーイは、AIで生成された画像を使用したグラビア写真集を販売していました。この写真集は「さつきあい」という実在しないモデルを特集し、5月29日から販売を開始していました​​。

しかし、発売後に様々な意見が寄せられ、編集部内で再検証した結果、AI生成物の販売については更なる検討が必要であると判断し、販売を終了しました。

販売終了の理由については、いくつかの要素が指摘されています。

一つには、AIで生成された画像の著作権に関する問題があります。生成AIを使用すると、有名キャラクターの画像を基に似たキャラクターを生成する可能性があり、その場合は著作権を侵害する可能性があると指摘されています。

また、生成AIに使用される学習データの人格権の問題も指摘されています。生成AIの出力がたまたまある人に似てしまった場合、その人の人格権を侵害してしまう可能性があります​。

その他、AIで生成されたグラビアが、生身のアイドルやカメラマンなどの活躍の場を奪ってしまう可能性も指摘されています。

さらに、「さつきあい」が実在するアイドルに似ているとの意見もありました​。​

引用1 ​​ 2 ​​

この他にも日本のみならず、海外でもAI規制について様々な意見が挙げられています。

このようにAIを使用したコンテンツ、AIの規制に関する話題が尽きない現代ですが、今後AI規制はどのようになっていくのか?という問いに対して、私達の答えは一択です。

AI規制は緩和される

そのうち規制は緩和される。

今回はその理由を紹介していきます。

良いものは良い

先日、アメリカの有名ミュージシャンが新曲をリリースし、バズった。

しかし、それはアメリカの有名ミュージシャンの楽曲をAIに学習させ、作曲させたものであり、本人が作曲したものではなかった事が後々発表された。

その時ファンの意見は2つに分かれた。

  • 本人じゃないから、この曲は良くない。
  • 本人かどうかは関係ない。曲は素晴らしい。

もちろん、音楽業界としては著作権に対する規制を強く導入する様子だが、曲をどのように分析し、判断するのか?完璧に規制するのは難しいかもしれないらしい。

あなたはこのような事例に対し、どのような意見を持つだろうか?

今はまだAIが本格的に使用され始めた所なので、戸惑いはあるだろうが、恐らくこれは1つの意見に偏ることになる。

それが「良いものは良い、本人かどうかは関係ない」である。

理由はシンプル。

AIが作ろうが、感動する曲は感動する。

あなたをとても感動させる音楽、人生を変えるような音楽が目の前にあるというのに、聞かずにいられるだろうか?

私には無理である。

良いものは求められる。

必ず規制緩和を求める声が多く上がるようになり、緩和せざるを得ないだろう。

作り手でコンテンツの評価が変わる?

この件に付随してもう1つ疑問に上がる事がある。

それが、作り手によってコンテンツの評価が変わるという事。

「有名ミュージシャンが実際に作っていないから、この曲はやっぱり良い曲ではない。」と意見を変えるのはおかしい。

良いコンテンツは、誰が作っていようが関係ない。

コンテンツのみに目を向け、評価すべきである。

さらにアバターやエフェクトが進化し、SNSに登場する人物が人間かAIを利用しているのか区別はつかなくなる背景もあり、誰が?を求める動きは静まっていくと予想される

圧倒的な品質を目の前にしたら、誰が作っているかはどうでも良くなるだろう。

世代は変わる

今、ほとんどの権力者は40代以降である。

あなたが勤めている会社の上司や社長、地域や国のトップを見てもそうだろう。

これは当たり前のことである。

上の世代は時代が流れるほど、自分達の時代が古くなっていくものだと知っていても、分からないものに蓋をしたり、自分が生き続けてきた時代を継続させようとする

しかし世代は必ず変わり、時代も変わる。

AIと触れ合う期間が長くなる現代の若者達が権力を握った時、AIを規制するとは思えない

間違いなく思想や価値観も変わっているからだ。

AI規制はいつか終わるだろう。