SNS変貌者
現代社会において、私たちの生活はSNSの影響を大いに受けています。
その結果、個々の思考や価値観が数値化され、”常識”とは何か、自身の意見が他者と一致しているのか否かが一目瞭然となってきました。
しかしこの現象は、個々の意見や考え方の多様性を損ない、大衆の思考に同化しようとする圧力を生み出しています。
自分の考えが主流から外れていると気づくと、多くの人々は自分自身の意見を抑え込み、「バズるための適応」を始めます。
このようにSNSによって変貌する人間を、SNS変貌者と呼びます。
数年間この傾向が続いている結果、SNS上の炎上が増え、異質な考えを持つ人への攻撃が頻発しています。
これにより、SNSは個々の独自性よりも一致した意見を促進する媒体へと変化しました。
この現象は時代の流れの一部であり、我々が受け入れるべき現実かもしれません。
だが、本当にそうだろうか?
最も重要なルールは法律
私たちはもっと自由に、自分らしく生きることが可能なはずです。
ライフスタイルに固定の形はありません。
我々が従うべき最も重要なルールは法律だけです。
法律は我々が平等に平和に生きるための必要最低限の規範です。
だからこそ、法律以外の「常識」に縛られる必要はありません。
社会や他人が我々に押し付ける「常識」に惑わされず、自分らしさを大切にすることが求められています。
自分の人生を自由に、独自の価値観で生きることこそが、真の自己実現への道筋です。
自己独立者
SNSの中にも、自分らしさを忘れず、自由な意見を持つことの重要性を訴える声が広がりつつあります。それは決して大勢に流されず、自分の信じる道を歩むことの大切さを示しています。
社会全体が自由な表現と多様性を尊重する環境を作り上げることで、SNS上でも個々の価値観や考え方が尊重され、健全なコミュニケーションが生まれるでしょう。
そこで、私たちはSNSの利用において新たなスタンスを取るべきです。
それが、他人の意見に影響されずに自己の意見や価値観を持つことができる人間。
自己独立者です。
意見が違う=間違いではない
その第一歩として、自分自身の意見を恐れず、そして他人の異なる意見に対しても敬意をもって接することが重要です。
また、自分自身の意見が多数派と異なる場合でも、それが「間違っている」わけではないという認識を持つことも必要です。
違う意見は「間違い」ではなく、多様性と創造性の源泉です。異なる視点から事象を捉えることで、より深い理解と新たな発見が生まれます。
合わない人と共存しなくていい
どうしても合わない人、嫌いな人は存在します。
これは人間の価値観や道徳心がいくら成長しようが、しょうがないことです。
嫌いな人に「嫌い」とコメントするように、SNSでは言わなくても良い事を言ったり、嫌いな人に自分から絡みにいく不思議な現象が起きています。
SNSでも現実でも合わない人と共存する必要はないんです。
自ら嫌なものに飛び込み、嫌な気持ちになっているだけです。
合わない人とは共存しなくて良い。
まとめ
SNSの影響で”バズるための適応”に追われ、自己独立性を失うSNS変貌者になってしまうか、自分らしい生き方を追求し、自由な意見を持ち続ける自己独立者になるか、それはあなた次第です。
自分自身の意見を恐れず、違う意見にも敬意を持ち、無理に共存しない。
これが健全なSNS利用、そして自己実現への道です。
SNSを使う我々自身がこの意識を持つことで、より健全で豊かなコミュニケーション空間が生まれるだろう。