人は悪魔と共に生まれる。
自分の中に潜む悪魔に勝つ事ができれば、あなたは幸せになれる。
弱い自分は本当の自分じゃない
自分は弱い人間だ。何をしてもダメだ。才能がない。
人生詰んでいる。
このようなネガティブな状態を人生で何回も経験するだろう。
そんなネガティブな自分を本当の自分だと思っていないだろうか?
それはあなたの中にいる悪魔の囁きである。
悪魔は脳内に語りかけてくる。ネガティブな言葉を、ネガティブなイメージを。
だから、あなたがネガティブに感じるのは「あなたのせい」ではなく、「悪魔のせい」であり、弱い自分は本当の自分ではない。
この悪魔に立ち向かっていく勇敢でポジティブな姿が本当のあなたである。
人は本来ネガティブに作られている
そもそも人はネガティブであるように作られている。
ネガティブじゃないと生き残る事ができなかったからだ。
僕たちの祖先は最初、森の中で暮らしていた。
例えば森の中で後ろからガサガサっという音が聞こえたとしよう。
ネガティブな人であれば、「やばい!猛獣かもしれない!」と思い、振り返って確認したり一目散に逃げる。
しかしポジティブな人は「なんか音したけど、何が来ても大丈夫だろ」と思い、確認すらしない。
すると猛獣に食べられてしまうというパターンになる。
このようにネガティブな人が生き残ってきたから、人はまずネガティブに考えるようにできているのである。
だからネガティブに考えることは通常であり、それは思考の一歩目である。
ネガティブは思考の一歩目
思考はネガティブから始まりポジティブで終わる。
「〇〇できない(ネガティブ)だから、できるように〇〇をしよう」
〇〇できないから、できるようになろう。
と考えるのが普通の思考順序である。
だから、もしあなたが「僕なんて〇〇できないんだ」と考えているなら、すでに一歩目を踏み出すことに成功している。
次は2歩目の「じゃあ、できるようになろう!」という思考に進むだけである。
ネガティブはマイナスだと考える人が多いが、このように思考の1歩目を踏み出していると考えると「踏み出している=進んでいる」のだから、ネガティブはプラスである。
ネガティブに考えるあなたは既に一歩進んだ事になる。