年収が高い人ほど読書をしている。
読書をするから年収が上がる。
逆に読書をしていない人ほど年収も低い。
色々諸説はありますが、本当に読書量と年収には相関性があるのか、見てみましょう!
1000万プレーヤーも平均年収層も読書量は変わらない
調査:1000万プレイヤーはビジネス書好き?平均年収層の3倍読んでいる
上記の記事によると、1ヶ月に1冊以上読書する人は、
1000万円プレーヤーで63%、平均年収層で55%
5冊以上読書する人は、
1000万円プレーヤーで14%、平均年収層で15%となっている
正直この数値であれば、読書量はそんなに変わらないと言って良いだろう。
では読書は年収との関係がないのか?と言われれば、そうではない。
実は読んでいる本の種類に圧倒的な差があった。
1000万円プレーヤーは「学び」平均年収層は「娯楽」
調査:1000万プレイヤーはビジネス書好き?平均年収層の3倍読んでいる
上記の記事によると、1000万円プレーヤーは平均年収層の3倍以上ビジネス書を読んでいると回答した人が多く、平均年収層は1000万円プレーヤーの8倍以上漫画を読んでいると回答した人がいた。
つまり大きな意味での読書の量はそこまで変わらないが、ビジネス書を「学び」、漫画を「娯楽」と定義すると、多く学んでいるのは1000万円プレーヤーという事になる。
さらに他のジャンル、専門書や自己啓発書などの「学び」とされるジャンルでは1000万円プレーヤーが上回り、小説や漫画の「娯楽」とされるジャンルでは平均年収層が上回っている。
もちろん漫画はとても面白く、素晴らしく、日本が世界に誇るコンテンツの1つとも言える。
ただ、「年収」に関係するのは学べる読書をしているか?である。
「学び」に時間を使っているか?が年収の分け目
どのくらい「学び」に時間を使えば良いのか?
上記の記事によると、社会人の平均勉強時間は週に7分となっている。
しかし、この数値は勉強していない人(0分)が約96%と圧倒的に多いためであり、勉強をしている人の週全体平均は123分となっている。
なので単純に7で割ると1日約17分という事になる。
つまり毎日30分勉強していれば、平均以上に勉強をしていると言える。
個人差がある
人より努力したからといって、年収が上がるとは限らないし、平均以上の人生が送れるとも限らない。
個人によって初期値や伸びるスピード、才能、環境、運など結果には色んな要素が関わっている。
もちろん年収を上げることは常に周りとの戦いでもあるので、平均値を知っておく事はとても良いことだ。
だが、自分自身の目標と自分のレベルに合わせて、勉強や努力の量は変えていくべきである。
そこに周りがどのくらい勉強しているかは関係ない。
あなたが思う最大限の努力を1日1日積み重ねていく事が、年収を上げる事や人生を良くする事に繋がるだろう。
学びの積み重ねが大事
最後に1つ。
今回は読書量と年収の関係を紹介し、学べる読書をしているか?がポイントであり、学びに時間を使う事を推奨した。
しかし、学ぶだけでは人生は変わらない。
学んだ知識を使用して初めて結果が生まれ、進歩がある。
つまりアウトプット、行動することが必要になってくる。
むしろ重要なのは行動やアウトプットの方であり、読書や勉強は人生を変える些細な一歩である。
だが、些細な一歩が行動の質に大きな差を生む。
あなたが望む年収にまだ到達していないなら、学び続けることが鍵になるだろう。