ライフハック

「大谷翔平が賭博をしていても、試合には出してほしい」という気持ちの正体

先日、大谷翔平選手の元通訳である水原一平氏が違法賭博をしたことにより、水原氏はドジャースを解雇された。

大谷翔平選手の口座から支払われていた事により、事実次第では大谷翔平選手も何かしらの処罰(試合出場停止など)の可能性があるとされている。(3月25日現在)

ファンは今、大谷選手が潔白であり、無事に野球ができるかどうか?それだけが心配である。

ただ中には「大谷翔平選手が違法賭博をしてようが、私生活でどんなことをしてようが野球をプレーし僕たちを楽しませてくれたらそれで良い」

というファンも中には存在するだろう。

都合よく考える生き物

これは松本人志さんの時にも見られた事である。

「松本人志が問題を犯していようが、してなかろうが松ちゃんのお笑いを見たい!」と思った人は多いはずだ。

何が言いたいかと言うと、自分に直接被害がないなら関係ない

犯罪者であろうが犯罪に関わってようが、自分に直接被害がなく、あるのはその人の活動が見れなくなった事。

もちろん犯罪の種類にもよるだろうが、そこは今回は置いておこう。

大事なのは自分に被害がなかったら、その人がどうであろうが試合には出てほしいしTVには今まで通り出てほしい。

僕たちではなく、「僕」を楽しませて欲しい!という気持ちである。

 

これには否定的な声も多いはずだ。

「被害者の気持ちを考えろ」

「どこかの誰かはこの人のせいで被害を被っているんだぞ!」

「許していいのか」という意見である。

そんなものはもちろん分かっている。

だが、そういう声を上げる人は本心でそう思っているんだろうか。

思っていたならなぜ、今回の件だけ声を荒げるのだろうか。

今賑わしている件に関係なく、世界のどこかでは誰かが何者から被害を受けている。

今この記事を読んでいる、この瞬間もだ。

それらの犯罪や被害に関しては全くの無視であり、なぜ今回に関してだけ声を荒げるのだろうか。

芸能人だから?有名人だから?そんなのは1人の人間として同じであり、変わりはない。

本心で思っているなら普段から声をあげ続け、被害が少なくなる活動を普段からするべきだろう。

芸能人のスキャンダル系で声を荒げて否定して良いのは、そういった方達だけである。

その他の人はよく分からないまま、世間がダメだといっているから、あるようでないようなルールに縛られている。

 

みんな本心ではこう思っているんじゃないだろうか。

「自分に被害がないから、そんな事はどうでも良い。」

「今まで通り僕の人生においてエンタメの一部であってくれ」と。

もちろん潔白に越した事ないが、大谷選手が賭博をしていても応援する人は大勢いるだろうし、松本人志の真相がどうであれ、早くバラエティ番組で見たいと思っている人はいるはずだ。

少なくとも僕は大谷選手が賭博をしていようが全く気にしない。

賭博をして儲けた悪者達が僕に直接被害を加えていないからだ。

もし、これが僕に何かしらの被害があるなら、僕は意見を180度変えて、試合に出すな!そんな人!と言うだろう。

結局の所、自分に利益のある事ばかり考える、身勝手な生き物である。

言い方を変えると自分の人生に好影響なものしか取り入れないポジティブな人間とも捉えることができるだろうか。

 

それが良いのか悪いのかは人それぞれだろう。