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※この記事は締切の都合上、8月4日の午前中までの情報となっています。
目次
日本人選手へ甘・辛コメント
私的な見解で全日本人選手の1週間の活躍に対し甘口・辛口の両方の面を混ぜてコメントするコーナーです。
ドジャース 大谷翔平
<<今週の成績>>
15打数0安打と不調でしたが3HRで復活、直近の試合もヒットを2本打っています。
<<甘口・辛口>>
アスレチックス戦の最終回に3HRを打ち、一点差に迫る良いHRだったが、7回に2アウト満塁のチャンスで回って来ていた。
あそこでHRを打てとは言わないがベッツ、フリーマン、マンシーなど主力が抜け、なんとか大谷に回した流れだったのでどんな形でも良かったから得点に繋げたかった。
大谷に依存するのもチームとしては良くない事だが、大谷活躍してもらわないと現状まずいのも事実。
調子を落としているが、今のチーム状況的にはもっと活躍して欲しいところです。
しかし盗塁も複数こなし30HR-30盗塁を達成しています。
40-40と三冠王も視野に入っていますが、どちらともギリギリになるでしょうね。
前も言いましたが、いつも後半のこの時期は怪我をするか調子が落ちてくるので、二刀流じゃない今年は疲労が例年よりないはずですから、どのくらいの調子になっていくのか未知数ですが、期待をしています。
40-40と言わず50-40+三冠王を取って欲しい。
<<通算成績>>
通算打率が.309HR33、OPS1.027となっています。
ちなみにナ・リーグHRランキング2位のオズナが32本で一本差とぴったりくっついてきているのでこの熱い勝負も見逃せませんね。
ドジャース 山本由伸
<<リハビリ>>
右肩の痛みによりリハビリ中でしたが、初のブルペン投球が行われました。
変化球を交えながら20球を投げ、球速コントロール共に良かったという情報が出ています。
次回は日本時間で7日にブルペン投球が行われる予定で、短いスパンでの予定なのでやっぱりかなり順調に進んでいる模様です。
この調子だとリハビリ登板を重ねて8月末か9月には復帰するだろうし、その後9月のローテを守ってほぼ完全体に近づき、ポストシーズンで体力満タンで無双するという良いストーリーになってくるんじゃないでしょうか。
パドレス ダルビッシュ有
<<離脱>>
情報は無し。
パドレス 松井裕樹
<<試合まとめ>>
ロッキーズ戦に登板し1回無失点、これで7試合連続無失点となっています。
<<甘口・辛口>>
やはり制球力の安定が好調の理由。
この調子だと連続無失点がどこまで続くかは分かりませんが、良い方向へ向かっていくでしょう。
辛口はないんですが、心配なのが疲労。
ここまで49登板、次で50登板となります。
間違いなく疲労は溜まって来ていると思うんで、怪我や調子が落ちないかが心配。
そしてパドレスはワイルドカードでポストシーズンはもちろん、ドジャースとのゲーム差もひっくり返せる位置にいるので、緊迫した試合が続いていくと思います。
良い投球を期待しましょう。
<<通算成績>>
通算防御率は3.30と2点台目前になっています。
カブス 鈴木誠也
<<今週の成績>>
3試合連続マルチ安打と好調で、尚且つ長打、HRも打っています。
そしてナ・リーグのOPSランキング7位に入ったり、長打率でもナ・リーグトップクラスにランクインしています。
<<甘口・辛口>>
ナ・リーグ屈指の強打者になりつつありますが、こうなってくると前半の怪我での離脱がなかったらどうなっていたのか?
HR数ももっと伸びていただろうし、もっと好調がキープできて通算成績ももっと良い成績だったかもしれない。
これからもっと伸ばすためには見逃し三振が多いので、ここの見極めが後半、来シーズンの伸び代かなと思います。
<<通算成績>>
通算打率が.272でHR16、OPS.837と良い成績になってきています。
このままHRが30本まであと14本。
残り50試合で14本なので3.5試合に1本のペース。少しきついかもしれないが、メジャーキャリア最多である去年の20本は超えていきそうですね。
このまま徐々に伸ばして良いシーズンになる事を期待していきましょう。
カブス 今永昇太
<<試合まとめ>>
カージナルス相手に6.2回4失点という結果。
<<甘口・辛口>>
初回に92マイルど真ん中の直球をHRにされ、7回に2HR浴びたのもインハイのストレートだった。
その後さらにピンチを招き、後続が打たれて4失点目が今永についてしまった。
後半戦HRを打たれることがちょっと多くなってきた。
先週も紹介した様に疲労が溜まってくるシーズン後半にストレートの質とコントロールをどれだけハイレベルで保てるか?が鍵になる。
前までフライや空振りになっていた球がHRになって来ているし、この試合も10安打打たれているので少し心配。
ただ、この日も7奪三振無死四球で持ち味であるコントロールの良さは健在。
メジャー全体の中でもボール球を振らせる確率はトップクラスとなっています。
<<通算成績>>
通算防御率が3.09と3点台になってしまいましたが、今シーズン着地は3点台前後になって来そうです。
是非2点台でフィニッシュしてほしい。
メッツ 千賀滉大
<<リハビリ>>
先日の復帰登板で良いピングをしながらも脹脛の肉離れにより今季絶望となっています。
1ヶ月くらいは安静にすると思われるので情報は出てこないと思います。
順調な回復を期待しましょう。
メッツ(マイナー)藤浪晋太郎
<<マイナー>>
情報無し。
アストロズ 菊池雄星
<<試合まとめ>>
アストロズとしての初登板、レイズ相手に5.2回2失点11奪三振という好投デビューとなりました。
<<甘口・辛口>>
初回に2HRを浴びて大炎上する日かと思いましたが、そこからの奪三振ショーが凄かった。8者連続三振を含む11奪三振とチームも流れに乗れる投球を展開。
ブルージェイズの時と変わらずストレートは走っていたし、変化球のキレも良かった。
そしていつも通り6回にピンチを作り大炎上が始まるかと思いきや降板、後続が抑えてくれてなんとか2失点で終えることができました。
最後は少し危ない展開でプラス2失点くらいしててもおかしくはなかった。
ただ、それ以外は今後も活躍が期待できる内容だったと思う。
<<通算成績>>
通算防御率が4.67とまずは4点台前半を目指していきたいですが、アストロズに移籍したことで勝ち星が増えることを期待したい。
今が4勝なので、連勝重ねて10勝に届いてほしいですね。
Rソックス 吉田正尚
<<今週の成績>>
7月打率3割越えでここから最後まで成績を上げ続けてほしいと思いましたが、8月に入り3試合ノーヒット10の0となっています。
<<甘口・辛口>>
10-0で打順も3番からまた中盤くらいに落とされる所を見ると、やはり信用は勝ち取れていないし、波を無くすことが信用を勝ち取るのに1番重要な要素なんで、10-0とかを無くしてはいきたいですよね。
ただ犠牲フライを打っていて打点は上げているんで、そこは良かったと思います。
大事なのは次の試合と来週の前半までにヒットを打てるか?なので、またここから5.6.7と連戦なので来週もまた注目していきましょう。
<<通算成績>>
通算打率.269、OPS722、HR5本とこの3試合で多少落ちてしまいましたが、まだ7月の貯金はあるので、8月も7月と同じくらいの3割越えの成績を残して、通算成績を打率3割前後でHRも二桁に行きたいですね。
Rソックス(マイナー) 上沢直之
<<マイナー>>
情報無し。
タイガース 前田健太
<<試合まとめ>>
今週もロングリリーフでロイヤルズ相手に3.2回3失点という結果でした。
<<甘口・辛口>>
ヒットもHRも真ん中付近に入ると球速が速くないだけに打たれる可能性は他の投手より高くなる。
抜けて真ん中に入ったスプリットをHRにされたが、全体で見るとスプリットは切れていた。
コーナーをつくコントロールとスプリットが今後の鍵になる球かもしれない。
<<通算成績>>
通算防御率が6.75で中々下がって来ませんが、ロングリリーフが続いていくと思うので、また次に期待していきましょう。
全地区順位変動
AL
東地区はヤンキースとオリオールズがついにゲーム差なし。
両者一歩も譲らない戦いになっています。
中地区はロイヤルズが上がって来ていますがガーディアンズと2位のロイヤルズが6ゲーム差とここからロイヤルズが捲っていく姿はイメージできない。
西地区はアストロズとマリナーズのゲーム差が無し、レンジャーズが5.5ゲーム差で追っています。
日本人で言うとアストロズに菊池雄星が加入したので応援したい所ですが、推し球団であるレンジャーズも応援してるんで、すごい微妙な感じになって来た。
NL
東地区は圧倒的首位だったフィリーズがオールスター後からかなり落ちてきて勝率も6割を切っています。
よって2位のブレーブスと5ゲーム差、メッツと7ゲーム差と少し面白い展開になって来ました。
もう少し混戦になってくると面白そうです。
中地区はブリュワーズが首位独走は変わらないものの、下4つは今週も細かく変動しています。
推し球団のカブスも地区優勝は難しいかもしれませんが、地区2位、ワイルドカードはまだ狙える圏内にいるので、ここから這い上がってほしい。
西地区はドジャースの失速により2位のDバックスと4ゲーム差と地区優勝が危うくなって来ました。
主力選手が抜けて最初は調子良かったものの、ここまで長引くと響いて来ている所。
Dバックス、パドレス、ジャイアンツの3つもまだ上を狙えるし、どれもワイルドカードを狙える位置につけている。
ナ・リーグは総じて混戦になって来ている。
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3位:「スネル」ノーノー達成
<<概要>>
8/3のレッズ戦でジャイアンツのスネルが114球を投げて、ノーヒットノーランを達成。
<<考察>>
オフシーズンでの契約が長引き開幕出遅れ、さらに怪我も重なり序盤、中盤まで本来のピッチングができずにいたが、ここ数試合は調子を上げて来ていた中でのノーヒットノーラン。
去年のサイ・ヤング賞は健在である事を証明している。
ジャイアンツはワイルドカード圏内から4ゲーム程度と少し離されてしまっているが、決して無理なゲーム差ではない。
スネルの復活でジャイアンツに火がつき、逆転して勝ち取る展開に期待。
2位:2024年ポストシーズンの日程が決まる
<<概要>>
ワイルドカードシリーズはAL・NL共に10/1〜3
ディビジョンシリーズはALが10/5〜12、NLが10/5〜11
リーグチャンピョンシリーズはALが10/14〜22、NLが10/13〜21
ワールドシリーズは10/25〜11/2
までとなりました。
<<考察>>
9月まででシーズンは終了し10月は1ヶ月丸々ポストシーズンという形になります。
僕は去年初めてポストシーズンをがっつりほぼ全試合見ましたが、熱気がマジで段違いです。
選手はもちろんですが、観客の熱量と盛り上がりが凄い。あの大歓声がスポーツ観戦の醍醐味だと思います。
そしておそらく今年は大谷翔平初め複数の日本人が出場すると思うし、日本人対決も実現する可能性が高いです。
楽しみにしていきましょう。
1位:トラウト左膝の再手術で今季全休が決定
<<概要>>
今季5月に左膝を手術しリハビリ中でマイナーの試合に出場した際に違和感を覚えて即交代。
後日MRIを取ると再び痛めており、再手術となり今季は終了となりました。
<<考察>>
今後はまたリハビリをして、チームに帯同できる様になれば帯同してバックアップしていくという事で、この行動はリーダシップとして素晴らしいと思います。
が、やはりここ数年怪我に悩まされ今季も怪我で終わってしまった現状は考えもの。
現役史上最高バッターとして若い頃から注目浴びて来ましたが、アスリートとして絶頂期になるはずの20台後半〜30台前半が怪我で終わってしまったのは勿体無い。
もし、トラウトの怪我がなければとんでもない通算成績になっていたであろう選手。
今季もかなり良いペースでホームランを打っていただけに、非常に勿体無い。
「怪我さえなければ」と言われる選手になってしまった。
ただ、本人のコメントでは復活の意気込みがあるため来年34歳になりキャリア終盤どんなパフォーマンスを見せてくれるのか心待ちにしたいと思います。