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※この記事は締切の都合上、8月18日の午前中までの情報となっています。
目次
日本人選手へ甘・辛コメント
私的な見解で全日本人選手の1週間の活躍に対し甘口・辛口の両方の面を混ぜてコメントするコーナーです。
ドジャース 大谷翔平
<<今週の成績>>
先週に引き続き今週も低迷気味。
直近7試合は31打数5安打打率.161、HR3 OPS.751という状態。
<<甘口・辛口>>
通算打率も3割を切り.291、OPSも1.000を下回り.990となっています。
とは言えメジャートップクラスの成績には変わりはないですが、打率3割キープでトリプルスリー達成、そして首位打者も視野に入るので、少し気になる所。
しかし大谷といえばHRなのでHR王を取れたら十分といった所。(それでも凄い、僕らの感覚がバグっている)
打率が低迷している中でもHRだけは良いペースで打っているので、HR王は心配なさそうです。
<<来週の見所>>
そして盗塁も重ねて37盗塁までしているので、史上六人目の40-40はほぼ確実。
45-45でも史上初の快挙ですが、キリよく50-50を達成してほしい。
残り38試合程度でギリギリのラインになっているので、どこまで伸ばせるか注目。
そしてチーム的にドジャースも余裕がある状態ではないので、打率を高めることや勝負所での一本が増えるようにしてもらえると嬉しい。
ドジャース 山本由伸
<<リハビリ>>
バッターとの対戦形式で練習し17球を投げ、安打生の当たり無しと順調な回復ぶりを見せています。
SNSで動画も上がっていましたが、肩を庇っている様子もなく、コントロール、球威共に素晴らしかった。
リハビリの段階的にはあと2回ほど対戦形式でリハビリを重ねた後にマイナーでリハビリ登板をするか、いきなりメジャー復帰してローテに加わるかの判断がされる模様です。
順調にいっても8月末か9月頭くらいになってくるでしょう。
また来週の回復具合にも期待です。
パドレス ダルビッシュ有
<<離脱中>>
情報無し。
パドレス 松井裕樹
<<試合まとめ>>
2試合に登板しマーリンズ戦が1回1失点、ロッキーズ戦が1.1回無失点となっています。
<<甘口・辛口>>
先週は連投をしたり、先週に続き2試合連続でHRを打たれたため2試合目のロッキーズ戦は少し間が空いての投球になりました。
結果2試合目は無失点で抑えているので、回復したのかなと思います。
松井裕樹の調子が上がってきている事で、緊迫した場面での登板や連投などがありましたが、疲労的にタイミングが悪かったと思います。
今回休養を挟んだことにより、これから緊迫した場面での登板が増えてほしい。
そうすれば抑える事ができると思います。
ヒットやHRを打たれていますが、後半戦の制球力の安定は凄まじいので、期待しかない。
<<来週の見所>>
・緊迫した場面での登板でどういった投球を見せるか?
・HRをいかに打たれないか
カブス 鈴木誠也
<<今週の成績>>
直近7試合の成績が29打数3安打打率.172でOPS.460と先週に引き続き低調から抜け出せていません。
<<甘口・辛口>>
打席内容もそんなに良いわけじゃなく見逃し三振や空振り三振、弱い打球も見られます。
特に鈴木誠也はボール球をストライクと言われる割合が多い選手ですが、これは運が悪いというだけじゃなく、何か理由があると思います。
バッターボックスの立つ位置、構え方、見逃し方含めて何か審判からするとストライクに見える要因があるのでしょう。
そこを研究して試行錯誤するか、フォームや構えを変えたくないなら、ストライクゾーンを広げて対応していくべきだと思います。
仕方ないや運が悪いで打率が落ちたら元も子もないので、審判が悪いではなく、自分が改善をしないといけない。
どう対応していくのが今後の注目です。
ただ、今週はサヨナラヒットを放つなど存在感やチームの勝利に貢献するシーンもあったので、カブスが乗っているだけに、誠也も来週から上がってきて欲しい所です。
<<来週の見所>>
・構え方をいじるのか?
・チームの雰囲気に乗れるか?
カブス 今永昇太
<<試合まとめ>>
ガーディアンズ相手に5回7失点自責点3という結果。
<<甘口・辛口>>
4回に珍しく先頭に四球を出し、サードのエラーも絡みヒットで1失点、これはしょうがない。
しかも2ストライクからゾーンに入っていると思われる変化球を球審にボールと言われる不運もあったので、尚更しょうがなかった。
ただ、その次のバッターに3HRを打たれて4回に一気に4失点。
さらに次の回にもHR含め打ち込まれ3失点し合計7失点。ですが最初の方がエラー絡みなので自責点は3失点のみとなっています。
これで5試合連続被弾。今回はストレートじゃなく、ボール球に沈むスプリットでしたが、やっぱりHRには気をつけたい。
前回よりストレートの球速が走ってなくて、いつも通りの92.3マイル前後でしたが、その分コントロール重視で丁寧に投げていた印象。
<<通算成績>>
通算防御率3.16で3点台前半をキープしています。
5連続被弾しているだけに少しずつ防御率が上がってきているので、次回は被弾せず防御率を下げて2点台に入る事ができるか?が来週の注目です。
メッツ 千賀滉大
<<リハビリ>>
情報無し。
メッツ(マイナー)藤浪晋太郎
<<マイナー>>
マイナーでの登板で1回被安打2で2失点と2回5者連続三振、MAX160kmで無失点という結果が出ています。
総合的に見ると良い感じだと思います。
そしてInstagramでDFAになった事についての思いが長文で語られていました。
ここでは要約したいと思います。
・リハビリを終えてすぐにメジャー復帰するという目標があったので悔しい
・今シーズンは出だしから結果が出ず、自分に期待しては失望する日々
・でも心は折れていない
・泥臭く粘り強くチャレンジし続ける
という内容でした。
本文の方は藤浪節が効いて面白い文章となっているので、興味ある方は是非藤浪晋太郎投手のInstagramを拝見ください。
悔しい気持ちを赤裸々に語るからこそ、ファンは応援したくなるし、今まさに同じように人生上手くいっていない人は共感して、自分も頑張るとなるでしょう。
この様子だと来年もメジャー目指してアメリカで頑張る感じかなと思うので、メジャー復帰だけじゃなく、メジャーで活躍し続ける藤浪を心待ちにして応援していきましょう。
アストロズ 菊池雄星
<<試合まとめ>>
レイズ相手に5.2回1失点と好投し6勝目を手にしています。
2回に1失点していますが、普通の三遊間を抜くレフト前ヒットだったんですが、バッターが果敢に二塁を狙って二塁打になってしまいます。そこから連打で1失点。
レフトは機敏に内野手にボールを返して欲しかった。隙を突かれての失点。
それ以降はほぼ完璧に抑えたナイスピッチングでした。
<<甘口・辛口>>
これでアストロズに移籍して3登板全て良いピッチングをしています。
ブルージェイズ時代より少しスライダーの割合を増やしている様子で、配給の配分が変わったことも要因としてあるでしょう。
このままいい投球を続けて通算防御率が今4.49なので3点台へと入っていきたい所です。
ただ、移籍後の3登板は5.2回5.1回5.2回と6回を投げ切る事ができておらずQSになっていない。
やはり先発として出来るだけイニングは消化していきたい所。
<<来週の見所>>
なので、次回以降は6回を投げ切る事ができるのか?が注目。
さらに今回25登板で6勝。ローテを守ると大体30登板前後になってくるので、残り5試合くらいで4勝して10勝に到達するか?も注目です!
Rソックス 吉田正尚
<<今週の成績>>
7月に引き続き8月も絶好調です。
直近7試合で22打数10安打打率.455でHR1本、OPSは脅威の1.253を記録しています。
<<甘口・辛口>>
ヒットの数だけじゃなく、二塁打などの長打が多く出ているのでOPSがエグいことになっています。
これで通算打率も.294で3割間近、OPS.805で.800を超えてきています。
今シーズンの序盤かなりの不審だったことで、心配でしたが7月以降全ての数値が爆上がりしています。
一体何があったのでしょうか。
特にフォームを大きく変えた様には思えませんが、吉田選手は去年も僅かな構えの修正で好調を作り出しているため、微妙な変化を加えているのでしょう。
試合状況的にも打つ場面が素晴らしいし、代打で出て二塁打を放つこともありました。
凄く良い調子です。
辛口ではないですが、唯一心配なのが死球が多いこと。最近も肩付近に死球が当たりヒヤッとしましたが調子が上がっているだけに怪我だけには気をつけてほしい。
<<来週の見所>>
このまま3割を超えてキープする事ができるか、HRも通算8本であと2本で二桁に乗るので10本は絶対に打ちたい所です。
Rソックス(マイナー) 上沢直之
<<マイナー>>
2.2回被安打3 四死球2 奪三振2 失点1
無失点ピッチングが中々無い状態。
なんとかメジャーでやっていけるコツやスタイルを早く身につけたい所。
タイガース 前田健太
<<試合まとめ>>
マリナーズ相手にリリーフで登板し5.2回無失点とロングリリーフを成功させています。
四死球は3つありますが、被安打1という事でほぼ完璧に抑えた。
<<甘口・辛口>>
正直コントロール的には真ん中付近の甘い球は多かったし、四死球を3つ出している事もあって良い方ではなかった。
それでも打たれていないのはシーズン序盤と違って球のキレが増しているからだと思う。
スピードもほんの少し微増しているのも良い調子。
ただ、本当にコントロールは紙一重な所はあるし、アウトになっているけどフェンス手前までの大きな当たりは数本あったので、注意が必要。
あと2週間前から言っているスプリットが今週も良かったので、もっとスプリットを増やしてほしい。
<<来週の見所>>
コメントの方で序盤の出来の悪さの責任を感じているので、このまま良い投球を継続したいと言っていたので、是非来週もロングリリーフで良い投球を期待したいですね。
全地区順位変動
AL
NL
【注目!】MLB NEWS TOP3
3位:イエリッチ今季終了
<<概要>>
腰の手術を受けるため、イエリッチの今シーズンが終了した。
打率.315 HR11 OPS.910だった。
<<考察>>
今季も基本的に調子が良かったはずですが、怪我での離脱もあり73試合での出場と少し物足りない中での手術で今季終了。
イエリッチも2018年と2019年と連続で首位打者を取った全盛期に近いくらいの活躍を今季していただけに悔しい結果となりました。
今季も規定打席に乗っていたら首位打者取れていた可能性もあった。
また来年に期待。
2位:ジャッジMLB最速試合数での300本塁打達成!
<<概要>>
955試合での300本塁打達成はメジャー最速試合数。
<<考察>>
メジャー史上4人しかない通算700本塁打への期待がかかる。
ちなみに4人とは
- バリー・ボンズ762本
- ハンク・アーロン755本
- ベーブ・ルース714本
- アルバート・プホルス703本
ここにジャッジが入ってくるか?残り400本となっている。
単純計算でこれまでのプロ生活8年で300本、現在32歳なので40歳まで残り8年、今のペースをキープしても600本と届かない。
残り8年なら年間50本ペースを維持しないといけない。
残り10年だとしても年間40本ペースを維持しないといけないので700号は果てしない道だ。
全盛期と思われる今の30代中盤でどれくらい本塁打を稼ぐ事ができるかが鍵になりそう。
1位:MLB先発最低6イニングを検討
<<概要>>
MLBは新ルールとして先発投手は最低6イニングを投げることを義務づけるというルールを検討中とのこと。
例外として100球を超える、大量失点(自責点4以上)、怪我をする(降板後にILに入る)と交代可能という条件も検討中。
<<考察>>
狙いとして長いイニングを投げるようになるために、出力を抑えて技巧派になる投手が増えて怪我をする確率を減らすという目的です。
最近の球速が上がっている状態から脱却して欲しいという見方ですね。
まだマイナーでも実験も始まっていないので、すぐに始まるという訳ではない。
少なくとも3年くらいは実装されないと思うが、流石にこのルールは実装されてほしくない。
三振とホームランという醍醐味のうち三振が消えるのは面白さに欠ける。
ピッチャーの怪我を防ぐ方法は他にも必ずあるはず。
個人的にはアクティブロースター枠を増やして先発投手の人数を増加させて、ローテを中5日や6日にする。もしくはしなければならない。
それによって規定イニングも下げるようにすれば良い。
シーズン奪三振記録の更新や勝利数の更新などの可能性が薄くなるが、怪我をするよりマシだと思う。
流石に6回を義務付けるのはやりすぎだと思うが、どうだろうか?