はいこんにちは、里都です。
先日2026年WBCの組み合わせが発表されました。
今回はこの組み合わせを見ながら解説。
そして日本が優勝する未来が全く見えない件について紹介していきます。
まずはざっくり紹介した後にベネズエラとドミニカの2つの国の中心選手なんかを取り上げていこうと思います。
よろしくお願いします。
目次
2026年WBCの組み合わせと仕組み
準決勝と決勝に関しては未定という認識の方が良いかなと思います。
理由は2023年大会の時にあらかじめHPに記載されてあったトーナメントが直前に変更される事があり、詳細も不明なままでした。
そのため2026年大会も準決勝がどうなるかは直前になると判明すると思われます。
A・Bグループの見所
Aグループ
Aグループはプエルトリコとキューバが勝ち抜けてくるでしょう。
- プエルトリコ 13.17年準優勝
- キューバ 06準優勝、23年ベスト4
と実績を見ても強豪な国です。
Bグループ
Bグループはアメリカとメキシコが抜けてくると思います。
- アメリカ 17年優勝、23年準優勝
- メキシコ 23年ベスト4
とこちらも実績がある2つのチーム、尚且つ去年日本とも対戦してかなりの激闘だったという事で、皆さんも記憶に残っている人は多いでしょう。
Aグループはカナダ、Bグループはイタリアにも期待ですが、どうでしょうか。
この4つの国に勝てるイメージがないので、順当にいけばこの4つが勝ち上がると思いますが、1発勝負なので何が起こるかは分かりません。
今回はC、DグループにフォーカスしたいのでA Bグループに関してはここら辺で終わります。
C・Dグループの見所
Cグループ
- 日本 23年優勝 13.17年ベスト4
- オーストラリア
- 韓国 09年準優勝 06年ベスト4
Cグループは日本は無難に勝ち上がると思うが2位争いが韓国とオーストラリアで白熱しそう。
Dグループ
- ベネズエラ 09年ベスト4
- ドミニカ 13年優勝 06年ベスト4
Dグループはベネズエラとドミニカの強豪2つが勝ち上がってくるでしょう。
オランダも侮れないチームですが、流石にベネズエラとドミニカに比べると流石に劣る。
もしオランダがCグループに入っていたらオーストラリアと韓国とオランダの争いが激しくなっていたと思うし、日本も気合が入る展開になっていたかもしれない。
日本が所属するCグループ詳細
Cグループを深掘りしてみよう。
オーストラリア
オーストラリアも非常に良いチームだと思うし、2024年のドラフトで史上初めてオーストラリア人で全体1位指名を受けたトラビス・バザーナ選手が注目。
さらにセカンドとして全体1位指名を受けるのも史上初の快挙となりました。
たった一人のメジャーリーガーが一つの国のスポーツ力を上げる可能性は十分にある。
だからと言って2026年までに選手が育つか?と言われれば時間的にかなり厳しいだろう。
ただ去年は韓国にも勝ちグループ2位通過、プエルトリコとも3−4の接戦の末負けているので26年も期待はできる。
韓国
オーストラリアに対するのが韓国になるだろう。
日本の永遠ライバルである韓国はメジャーリーガーのキムハソンがいる。
アジア人としては初のGB賞を受賞しているバリバリのメジャーリーガーだ。
しかし、それ以外の選手を見ると23年はさほど驚異には感じなかった。
ただ、若い選手が豊富でピッチャーも若く才能のある投手が数人いたように思える。
26年までに若い世代が順当に成長すればオーストラリアどころか日本も厳しい戦いになる可能性は十分にある。
チェコ
チェコも23年のWBCで日本で戦ったことをきっかけにチェコの選手が日本野球界に来ており、独立リーグに所属。
定期的にWBCに出て世界にスーパースター達と触れ合い活躍する事で徐々に伸びてくるかもしれないが、今回もグループ突破は難しいでしょう。
準決勝で当たる可能性の高い国の詳細
ベネズエラとドミニカ共和国の何がヤバいのか?
普通に一流のメジャーリーガーが揃っています。
ベネズエラ
- アクーニャJr.…23年NL MVP 伝説の40-70達成。しかし24年は膝の手術で全休 2年後28歳
- アルトゥーべ…首位打者3回MVP1回 2026年は36歳になる
- ルイス・アラエス…首位打者2回 2023年WBCも大活躍
- ウィリアム・コントレラス…打てるキャッチャー オールスター1回 2年後29歳
- グレバー・トーレス…オールスター2回出場 2年後29歳
- サンタンデール…オールスター1回 2024年8/26時点で38HR(AL2位)
- パブロ・ロペス…オールスター1回 毎年サイ・ヤング賞予想候補に名前が上がる
大体20後半〜30中盤の成熟期の選手ばかり。
もちろん全ての選手が出るとは限らないし、調子がどうなるかも分からない。
ただ、実績だけで言えば全ての選手がオールスター級、メジャーの一流選手と言っても過言じゃない。
さらに2026年までの2年間で若手が成長してくる可能性もあるし他にもベネズエラ出身選手のメジャーリーガーはたくさんいる。
2023年準々決勝ではアメリカに7-9で敗北したが歴史的な激闘だった。
アメリカのT・ターナーが満塁HR打ってなかったら勝ってた。
23年ドミニカとの対戦は5-1で勝利。
バランスの良いチーム。
ドミニカ
- タティスJr.…本塁打王1回
- J・ロドリゲス…オールスター2回 30-30(2023)2年後25歳
- ソト…首位打者1回 オールスター3回 タイトルとっていない成績も化け物、HRも毎年30前後打ってくる、選球眼、出塁率、OPSも化け物 2年後27歳
- ケテル・マルテ…オールスター1回 2024年怪我がなければMVP候補だった
- オズナ…HR王1回 打点王1回 2024年も大谷とHR王打点王争い中、打率は8.26の時点で1位なので大谷と同様に三冠王候補 2年後35歳
- ラファエル・ディバース…オールスター1回、毎年30前後くらいHR打つ 2年後29歳
- ゲレーロJr.…HR王1回 オールスター4回 2年後27歳
- ホセ・ラミレス…オールスター6回、30-30 2回(2024年)2018年は40-40ももう少しだった 2年後33歳
- マチャド…オールスター6回 通算300HR超え GB賞なども 2年後34歳
- エリー・デラクルーズ…身体能力化け物な22歳 今年100%盗塁王取る 将来的には40-40やアクーニャJr.の40-70を達成する可能性を秘めている 2年後24歳
バルデス、アルカンタラ、バディスタなどメンツを見ればベネズエラより強いメンツに見える。
投手陣も強力でベネズエラ同様に全盛期になる選手が多い。
個人的には優勝予想。
2023年大会でドミニカ共和国は23年のグループDが熾烈すぎてベネズエラ、ドミニカ、プエルトリコと3つ強豪国があるグループに所属。
その中でベネズエラとプエルトリコが勝ち上がってきたが、今年はベネズエラとドミニカは一緒で、プエルトリコが違うAグループに入った事でほぼ間違いなくベスト4に勝ち上がってくるでしょう。
ありえないくらい強いメンツ
間違いなくこの2つが上がってくる
日本
現在のメジャーリーガー
- 大谷翔平
- 鈴木誠也
- 吉田正尚
- ヌートバー
- 山本由伸
- 今永昇太
- 松井裕樹
- 菊池雄星
- 千賀滉大
- 前田健太
- ダルビッシュ
投手力は十分に見えるが年齢的にダルビッシュ、前田健太、菊池雄星はどうだろか。
菊池雄星が2024年33歳で2026年には35歳と考えるとギリギリ。
ダルビッシュとマエケンは40歳手前になる。
その代わり前回いなかった千賀投手などが加わると心強いし、今永昇太や山本由伸も進化するだろう。
日本野球界を見ても日本の投手レベルは世界トップクラスだと思うが、佐々木朗希を筆頭に覚醒が必要な投手が何枚か必要だ。
そして1番懸念されるのは野手、打撃面である。
ベネズエラとドミニカを紹介したように、他の国の強豪も打線がヤバすぎる。
日本はそれに比べてメジャーで活躍する選手が大谷、鈴木誠也、吉田、ヌートバーの4人。
もちろんこの4人は素晴らしい活躍をしているが、ヌートバーのもう1段階の覚醒と数は足りない。
このままいくと2023年のアメリカ戦のようにローゲームでの接戦を勝ち切る戦いになりそうだが、ベネズエラとドミニカの強力打線を見ると3点以内に抑えれるイメージができない。
そしてアメリカ打線ももっとヤバい。
野球は点取りゲームである。
メジャーで活躍する野手が増えてほしいが、日本野球界でレベルの高い打撃成績争い、間違いなく2023年を超えるメンバーにならないと優勝はできない。
あと1年半でどんなスター選手が出てくるのか、誰が成長するのか?楽しみに待っていきましょう。
ちなみにヌートバー選手含めて選出できるのは2世までの選手となっているが、もしこれが3世までの選手になると怪我で本領発揮できていないがイエリッチ選手、そして26歳ですでに活躍しここから更に楽しみなクワン選手。
2人とも首位打者級の活躍をする選手なので期待がかかるかどうだろうか。
イエリッチは首位打者2回取っているが2年後は34歳になる。
ただ、2人共外野手。既に誠也、吉田、近藤、ヌートバーなど揃っているし、これからも外野手は出てきそう。
内野手でキムハソンのような選手がどんどん出てきて欲しい所。
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