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※この記事は締切の都合上、9月1日の午前中までの情報となっています。
目次
日本人選手へ甘・辛コメント
私的な見解で全日本人選手の1週間の活躍に対し甘口・辛口の両方の面を混ぜてコメントするコーナーです。
ドジャース 大谷翔平
<<今週の成績>>
直近7試合の打率が.310HR4OPS1.103と好調をキープしてます。
何よりHRのペースがかなり順調で8月は12本打っています。
さらにアウトになっている打球も外野フライが増えてきているので、良い角度で捉えていると思います。
<<甘口・辛口>>
MLB史上初の43-43も更新し、現在通算で44HR43盗塁とおそらくこのペースでいくと50-50は達成するでしょう。
ただ他の投手や球団もシーズン大詰めでかなり気合入ってますし、大谷に対して厳しいコースも増えくるので、難易度は跳ね上がっています。
現にデッドボールが当たることも増え、投手が攻めている証拠でしょう。
ここをいかに跳ね返して50-50を達成するのか？前人未到の領域を見せてほしい。
逆に8月の打率が.230でシーズン後半になるにつれ右肩下がりになっています。
今週打率は良かったので、このまま打率も増えてくると完璧でしょう。
<<来週の見所>>
残り26試合程度で50-50まで残り6HRなので4試合に1本のペース、盗塁も残り7つなので3試合に1個のペースでしないといけない。
本当にギリギリですが、おそらく本人は目の前の打席でHRや良い打席を打つ、盗塁できるチャンスがあれば走る。
その結果50-50になれば最高という気持ちだと思います。
ドジャースもポストシーズンや地区優勝がかなり確定的になってきてますので、残り1ヶ月も記録を楽しんでいきましょう。
ドジャース 山本由伸
<<リハビリ>>
マイナーでリハビリ登板がありました。
2回2奪三振1失点でHRを1本打たれています。
最速は154kmとの事ですが、無難に終えた感じかなと。
次回もマイナーでリハビリ登板予定との事で、その後にメジャー復帰がどうなるかな？という段階ですが、ドジャースの状況的にグラスナウがもしかしたら、今季中に戻って来れない可能性もあるらしい。
さらにカーショウも足を痛めてILに入りました。
そうなってくると山本由伸の復帰は絶対条件になってくるので、順調にメジャー復帰をして9月にローテを守りながら3か4登板重ねていく中で本調子になり、ポストシーズンで体力も調子も絶好調になってくれよ！というのがドジャースの気持ちでしょう。
契約的にも期待的にも重要な位置にいるので、順調な回復と復帰登板を待っていきましょう。
パドレス ダルビッシュ有
<<準備中>>
制限リストから15日間のILに移って準備を進めていますが、先週15日間のILに入ったので、来週末くらいから登板予定情報やマイナーでのため試運転情報が入ってくると思われます。
何事もなければシーズン中に復帰登板するでしょうし、調子次第では普通にポストシーズンでの先発登板も当然あります。
復帰登板情報を心待ちにしましょう。
パドレス 松井裕樹
<<試合まとめ>>
今週は2回登板があり1回無失点と1.2回1失点という結果でした。
<<甘口・辛口>>
2試合目の登板は1アウト満塁というピンチでの登板を無失点で切り抜けています。
ここで登板する辺りが松井への信頼の証だと思いますし、それに見事に答えました。
ただ、次の回にソロHRを浴びてしまったのが凄いもったいなかったです。
あれさえなければ本当に完璧なピッチングでした。
しかし1アウト満塁を1失点で切り抜けたと思えば良い方なのかもしれないです。
<<来週の見所>>
これで通算59登板で防御率3.38という結果になっており、1年目と見ればかなり良い結果だと思います。
おそらく来週も緊迫した場面での投球が続でしょう。火消しに期待です。
カブス 鈴木誠也
<<今週の成績>>
直近7試合の打率が.364、HR3OPS1.144と大谷に引けを取らない好成績となっており。OPSに関しては2週連続で1.000を超えています。
<<甘口・辛口>>
好調の要因はやはり構えだと思います。
オープンスタンスの開き具合を少し真っ直ぐ目にした事でアウトコースにも対応できてますし、インに入ってくると強く引っ張ることができている。
HRが通算19号で去年のMLBキャリアハイの20本まであと1本に迫ってきています。
今週も3本打っているので、この調子で20本中盤にも期待です。
ただここ2試合は9打数1安打で少し心配な状態です。
カブスがワイルドカード争い5ゲーム差で負けられない戦いがある中で、なんとか勝っていますが、打撃の中心になっているだけに誠也でブレーキにはなりたくない所。
<<来週の見所>>
この調子をキープしてカブスを引っ張っていけるか？
カブス 今永昇太
<<試合まとめ>>
今週はナショナルズ相手に6回3失点のQSとなっています。
初回にヒットと四球でランナー貯めてタイムリー2ベースで2失点、3回にソロHRを浴びています。
<<甘口・辛口>>
今回の登板は球速もそんなに走っている方ではなく91マイル前後でちょっと甘い球も多かった印象。
それでも4安打で抑えているのは流石ですが、やはり本日も被弾しましたが、甘いストレートを捉えられました。
これで8試合連続被本塁打となっています。
逆にチェンジアップのコントロールは良く、三振も8個とよく取れていましたし、なんだかんだでQSなのも流石です。
<<来週の見所>>
連続被本塁打がどこまで続くか？打たれ続ける限り通算防御率が徐々に上がってしまう。
今が3.14で2点台でフィニッシュするためには、そろそろ無失点ピッチングをしていきたい所です。
十分凄い成績ですが、ルーキーで防御率3点台前半と2点台後半では全然見栄えが変わってくるので、2点台でフィニッシュして欲しい。
メッツ 千賀滉大
<<リハビリ>>
今年の初めに右肩を痛め、長いリハビリの後に復帰登板しましたが、復帰登板でふくらはぎの肉離れを起こしてしまい、今季絶望となっていました。
ずっと情報更新がなかったですが、どうやら27mくらいでキャッチボールをしているという情報が入っています。
回復が順調そうで良かったですが、今季中の復帰はどうでしょうか。
あるなら9月末頃に可能性がありますが、おそらく最初の予定通り復帰はないと予想しています。
メッツがワイルドカード争いでブレーブスと3ゲーム差くらいなので、そんな大事な時期に病み上がりの千賀を登板させるリスクもある。
もちろん活躍したらかなり強力ですが、危険な橋かなと。
メッツ（マイナー）藤浪晋太郎
<<マイナー>>
1回無失点のピッチングがありました。
怪我から復帰してメジャー契約からマイナー契約になりましたが、その後非常に良い投球が続いているように思えます。
マイナー契約なので簡単にメジャーに上がる事はないですが、それでもこの投球を続けていくしかない。
もしメジャーのリリーフ投手が怪我した時に一番に声がかかるような状態にしておくことが必要です。
また来週も期待していきましょう。
アストロズ 菊池雄星
<<試合まとめ>>
オリオールズ相手に5.2回3失点とまたしても6回を投げ切る事ができませんでした。
被安打2で3失点という内容で3HRの1本にやられたという勿体無いピッチングだった。
2試合目はロイヤルズ相手に7回1失点というナイスピッチングでした。
<<甘口・辛口>>
1試合目はアストロズのピッチングマネジメントなのか、序盤は球威を抑えて95マイル程度のストレートで抑え、後半に入ると球威を上げて97マイル、99マイルも計測していました。
ただ、そうなると多少コースが甘くなり3HR、変化球の精度も少し引っ掛けるようなスライダーが多くなり、球数が嵩む、四球なども出てくるという流れ。
良し悪しがある状態ですが、序盤コントロール重視で球数を減らしつつ後半ギアを上げていくスタイルは菊池雄星にあっているような気もする。
2試合目も同じような流れで6回まで無失点のピッチングで7回に連打で1.3塁のピンチを1失点で切り抜けて、最後は12個目の三振で締めました。
<<来週の見所>>
この調子をあと1ヶ月キープしつつ、ポストシーズンで先発できるか？
Rソックス 吉田正尚
<<今週の成績>>
直近7試合の打率が.292とヒットは打っているもののHRは0本でOPS.667と長打が少し減ってきています。
<<甘口・辛口>>
通算打率は.293で変わりなし、OPS.795と.800を切ってきています。
それでも良い成績ではありますが、やはりもう1段階上にいきたい所。
ただ打点も上げていますし、全体的には調子は悪くないでしょう。
そして情報によると、今季の残り試合も吉田正尚はDHで試合に出る、守備につく事はないというコメントが出ていました。
<<来週の見所>>
Rソックスが現在ワイルドカード4位でポストシーズンに出場できる3位まで3.5ゲーム差と逆転可能な位置につけています。
そんなチームのDHを任せられる訳なので、期待とプレッシャーもありますが、持ち前の勝負強さをこれから発揮してほしい。
Rソックス（マイナー） 上沢直之
<<マイナー>>
先日育成に専念するためにディベロップメントリストに入ったとお伝えしましたが、再びマイナー登録されています。
どうやら新しい選手が入ってきたりと他の選手との枠の都合上の調整だった模様です。
これからシーズンがあと1ヶ月ですが、マイナーの試合に出続けて今シーズンは終了でしょう。
気になるのは来年ですね。
上沢投手の想いはもちろん、家族もいますから家族としっかり相談をして日本に戻るのかアメリカで野球をするのかを決めていくでしょう。
しかし、どこで野球をするにしてもレベルが必要です。
おそらく今は慣れないアメリカの生活と中継ぎ調整という事で調子を崩していますから、あと1ヶ月でどのレベルまで持っていくことができるか？
それによって上沢投手にくるオファーの質も変わってきますので、勝負の1ヶ月となるでしょう。
タイガース 前田健太
<<試合まとめ>>
今週はエンゼルス相手にいつも通りロングリリーフとして3回から登板して、4.1回2失点自責点0で3勝目を手にしています。
<<甘口・辛口>>
失点は２アウトからショートのエラーからの2HRとなっています。
2アウトエラーからの失点なので自責点はついていませんが、この球も真ん中に入るスイーパーだったのでやはり今年は曲がり球がイマイチな状態です。
ただ、ここ1ヶ月スプリットが打たれていないのでスプリットを増やした方が良いと宣言した通り、やはりスプリットがかなり多いように感じました。
コントロール的にちょっと甘い所に投げても打たれなかったり、打たれても単打だったのでスライダーに変わる新たな武器をモノにしつつあるでしょう。
<<来週の見所>>
中継ぎに転校後、総合的に見ると良いピッチングの方が多く、防御率ももう少しで5点台へと突入しそうです。
シーズンも残り1ヶ月となり、ここから好投を続けて終わったとしてもかなり悔しいシーズンになるでしょう。
ただ、今のスプリットの手応えなど、来年の進化に繋がる何かを掴めるか？がポイントになってきます。
来週のピッチングにも期待しましょう。
全地区順位変動
AL
NL
【注目!】MLB NEWS TOP3
3位：MLBシーズン残り1ヶ月
＜＜概要＞＞
3月末にパドレスVSドジャースの韓国開催で開幕した2024年のメジャー、レギュラーシーズンも残り9月の1ヶ月のみとなりました。
そして9月が終われば10月からはポストシーズンになります。
＜＜考察＞＞
早くポストシーズンの激アツな試合を見たいけど、レギュラーシーズンが終わる寂しさもあるし、ポストシーズンに出場しないチームはもう今年があと1ヶ月で終わってしまいます。
それこそ推し球団であるカブスなどもワイルドカードギリギリですし、応援も大詰めになっています。
2位：
＜＜概要＞＞
＜＜考察＞＞
1位：アシックス野球用品撤退へ
＜＜概要＞＞
アシックスが野球用品から撤退する事が分かった。
2025年9月下旬に販売終了する。
＜＜考察＞＞
経営を見直し、経営戦略的な判断という事らしいですが、シューズの提供は続けていくとの事でグローブやバットなどは販売終了という事。
契約している野球選手も複数人いますし、メジャーではダルビッシュもアシックスのグローブを使っています。
スパイクはアシックスをこれからも使い続ける可能性はありますが、グローブは新調しないといけない。
今年はアシックスでやり切ると思いますが、来年もアシックスでやり切るのか？
それとも来年の頭から違うメーカーと契約しグローブも新調するのか注目が集まります。
グローブ、バット、スパイクはパフォーマンスに直結する道具なので、今後のダルビッシュ含めてアシックス製品を使っていた選手の今後が気になります。
