どうもスター選手育成家の里都です。
今回はプロアスリートになるための戦略の1つ「高三と大四に全てを賭けろ」というマインドを紹介したいと思います。
プロに行くためのアピール戦略の1つですね。
野球で例
野球で例を出してみようと思います。
まずA君は高一で140km投げて高一からエース、高二でも150kmに到達し甲子園優勝投手になった。しかし高三で怪我をしてベンチ外という選手。
B君は高一ベンチ外で球速120km、高二もベンチ外で130km、高三で145kmに達しエースになったという選手。
この両選手どちらが高校卒業してプロに行く可能性があるとしたら、圧倒的にB君の方です。
A君は150km投げていて、甲子園で優勝して間違いなく才能はあります。
ただ高三で怪我をしてベンチ外だと、ほぼ間違いなく見送られて大学や社会人での成長を観察されるでしょう。
逆にB君は高一から順調に右肩上がりになってきていますし、傾向的にこれから伸びる可能性もある。高三というアピールが必須な年に活躍すればプロに入る可能性は十分にあります。
つまり、何が言いたいかというと「ドラフト対象の年にピークを持ってくる」ということがプロに行く上で必須条件になってきます。
実力が全く同じであれば1年生の時から良い成績を残している方が有利ではあります。
ただ、実力が全く同じなんて事はほぼないので、結果的には高校3年生の時の実力と結果がものをいうでしょう。
ピーク時を間違えないためのコツ
そしてここから分かる成長戦略として大事な事があります。
それは「1.2年生で結果を出そうと焦りすぎない事。長期的思考を持つ!」という事です。
早く注目されないとプロにいけない、早く結果を出さないといけない。
そんな事はありません。
確かに注目はされます。
ただ、注目されるだけです。この選手面白そうだな、成長期待できるなとマークされるだけ。
実際に評価されるのは高三もしくは大四です。
頑張るタイミングを間違えてしまうと、プロにはいけません。先ほどのA君のように。
大体どの競技もプロアスリートになるには高卒か大卒だと思います。
つまり高三と大四に全てを賭けること、そこにピークを持ってきて最高のパフォーマンスを出すことがプロになるためには必要になってきます。
もちろん特別な例外はありますが、よっぽどのことが無い限り、大体はここで評価されます。
少し僕の体験談を話そうと思います。
体験談
僕は高校野球が終わってからプロ野球選手を本気で目指しました。
高校終了時の僕は180センチ体重49kg、球速は120kmも出ませんでした。
高校の時の僕の失敗は高一から活躍しようと無理しすぎた結果、トミージョン手術になってしまった事です。
結果3年間を棒に振る事になりました。
しかし大学は4年計画でしっかり戦略を練り、1ヶ月1kgずつゆっくり増量しながら3年終了時には83kgと30kg以上の増量に成功し、球速も140kmを超えました。
ここまでは順調だったのですがピーク時に設置していた4年生になる時にスクワットでミスをしてしまい膝を故障、手術する事になります。
結果、大学卒業してプロになる事はできませんでしたが、独立リーグのトライアウトで全体で3人しかない特別合格をもらい独立リーグに入団する事はできました。
その後プロテストを受けたが落選し、プロになる事はできませんでしたが、高校3年間補欠だった魅力もない投手がここまで成長し、あと一歩の所まで行けたのはピーク時を間違えなかった事、長期戦略を練ったことがキーだったと思います。
大学1.2年生の頃は放課後練習中はトレーニングをした後、グランドに行く事なく食堂でご飯を食べていました。
監督にもチームメイトにも2年生の秋までは試合に出ないし、技術練習もそんなにしない。
マインドの強化とフィジカルの強化に全てを尽くすと宣言していました。
それくらい振り切って計画を立て、ピーク時を高校三年生か大学四年生に標準を合わせる事が重要になります。
1.2年生にどれだけ活躍し、どれだけ注目されても3年生や4年生で転けると全てがパーになります。
最後にもう一度言います。
「高三と大四に全てを賭けろ」
そのための長期戦略や具体的にどうするのか?はまたこのチャンネルで定期的に更新したいと思っています。
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