シンラゾーラ活動

新しい挑戦をする前に前回の挑戦を振り返ろう

2年前にアパレル販売に挑戦したが、販売にこぎつけることなく、サンプルを作り断念となった。

そこから何かを販売する挑戦はしていなかったが、来年、もう一度販売に挑戦しようと思っている。

まだぼんやりと考えているレベルで、構想の初期段階なので新し挑戦の具体的な内容については控えるが、新チャレンジにあたって今一度アパレル挑戦での失敗反省を確認しておこうと思う。

集客

まず、製造したものの集客ができていなかった。
ただ、ここに関してはサンプルを作り、これからSNSを通じて集客をしようとしていたので、「できなかった」というより、集客行動をする前に問題が生じてできなかった。

つまり集客方法が間違っていたのではなく、集客方法を試すまでにも至らなかったという事だ。
何が問題だったのか?

在庫管理

1番問題だったのは在庫管理だった。
シンプルに保管するスペースを持ち合わせていなかった
服を50枚も保管するスペースがなかった。

さらに問題はスペースだけじゃない。
服の品質を保つための環境。
具体的には湿度や温度、匂いなどの面でも困難だった。

サイズ展開

在庫管理でさらに問題だったのは服にはサイズがあることだ。
S・M・L・XLの4パターンだけにしても1パターン50枚保管すると合計200枚になる。
現状この量を在庫管理するのは無理だった。

そしてサイズ展開のさらなる問題は顧客にサイズが合うかどうかの問題もあった。
これはアパレルのオンライン販売だと全てのブランドが多少なり抱えている問題だと思うが、これもサイズ展開があるアパレルでの難しい点だ。

製造から販売までの工程の長さ

次に製造から販売までの工程の長さも問題があった。
ザックリまとめるとA社で服を作ってもらい、B社でタグ製造と縫い付けてもらうという完成品ができるまで2社を経由しなければならなかった。

これは非常に面倒くさかった。

品質

次に品質の部分でも問題があった。
というより僕が販売したい価格と品質が釣り合っていなかった

2年ほどサンプルを着てみたが、2年経つとロゴシンボルのプリントもかなり劣化してきた。
服とはそんなものだが、大手スポーツウェアは僕のより安く品質が良かった。
だからこれは失敗となった。

梱包・配送

梱包と配送に関しては袋に包みポスト投函するだけだったので、さほど問題ではなかったが、1枚か2枚までが限界だった。
3枚以上送る場合は他の配送方法が必要になった。
それは資金的に無理だった。

資金不足

これまでにあげた在庫管理や製造までの手間、品質、配送など含めて全ては外注すればどうにかなる話だ。

ただ、当時の僕に資金はなかった
大量生産して原価を安くする事も、在庫管理や配送を外注する事も、品質を上げるためにお金を投資する資金がなかった。

全ての問題の根源は「資金不足&リソース(資源)不足」だ。
お金があればサンプルを何種類も作り、色々な工程を試すことができただろう。

僕にはそのお金が10万円もなかった。
ただ、本当の問題は「資金不足」じゃない。僕のマインドが原因だった。

焦り

アパレルが失敗に終わったのは「焦り」が原因だった。
何か行動したい、早く結果を出したい、もっともっと早く、とにかく行動を!というマインドが僕を焦らせていた。

他者や同年代と比較して、何もできていない自分自身にひどく劣等感を感じる事も焦りに繋がっていた。

結果、資金不足という問題が生じながらも「とにかく行動!」という信念の元、後先考えずに行動した結果、何も始まる事なく終わってしまった。

ただただ、それが全てだ。
戦場に辿り着く前に、道中で死んでしまった。というオチだ。

失敗もクソもない。
サンプルを作って、とりあえず10枚くらいは販売できるけど…実際に売れると色々問題がある状態だった。

高校生が考えるよりレベルは低かっただろう。

全ては学びになった

こんな感じで僕のアパレル挑戦は一度幕を閉じた訳だ。
全て散々な結果だった。
全て初歩的なミスだった。

でも、全て学びになった。
成長につながった。
挑戦自体は無駄じゃなかったと確信
している。

周りや友達にも迷惑をかけたけど、これからの結果と良いものを作り出すことで恩返ししたいと思っている。

次の挑戦へ繋ぐ

これまでに何回も言語化してきたが、ここまで一度にまとめたのは初めてかもしれない。

おかげで反省点を把握する事ができ、次へ繋げる事ができる。
「失敗は成功のもと」「失敗は糧になる」という様な言葉はたくさんあるが、全ては次の挑戦があってこそだ。

次の挑戦がなければ「何も生まれない失敗」つまり、本当に失敗になってしまう。
「何かを得る事ができた」ならそれは失敗ではない。

アパレルでの失敗を次に繋げたいと思う。

まとめ

最後に次の挑戦へ向けて自分への自戒も込めてまとめていこうと思う。
まず、第一に「焦らない」事。

これは絶対だ。
「焦りは大失敗を招く」
慎重になり計画を立て、考え抜くことが大事だ

作りながら考えるのではなく、まず考えてから行動すること。
つまり在庫管理方法や梱包と配送方法含めて、全てどの程度で可能なのか?を把握してから製造しないといけない。

そしてそれらの全てが可能なら、サンプルを作る。
ただ、サンプルを作る前にもデザイン面など含めてかなりの熟孝が必要だ。
そして無闇に造らないこと。

ここでも焦りは禁物だ。

それらを全てクリアするとサンプルを作成し、次に「集客」をする事。
基本的に物を製造するのであれば「大量生産するほど原価は安くなる」

中途半端に焦って10や20の生産では原価が高くなってしまい、利益が出ない。
利益が出ないと、次の挑戦や拡大もできない。

だから、まず集客を徹底的にする事が重要だろう。
集客ができると販売という流れになるが、とにかく焦る事なくやっていく。

最悪、問題解決できないなら「勝負しない」
同じ失敗をする事ほど、時間とお金と経験を無駄にする事はない。

まだぼんやりと考えている程度ですが、着々と新しい挑戦を小さくたくさんやっていけるように頑張っていこうと思います。

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