こんにちは、里都です!今回は、日本人メジャーリーガーの今永昇太投手について、2024年の成績を振り返りながら、2025年にどのような活躍が期待できるのかを考えてみたいと思います。
今永昇太投手のプロフィールと契約
生年月日: 1993年9月1日(2024年時点で31歳)
キャリア: 横浜DeNAで8年、2024年からシカゴ・カブスへ移籍しメジャー1年目終了
2024年のシーズン、今永投手はカブスと4年総額5300万ドル(約78億円)で契約を結び、さらに球団側のオプション行使によって最大5年8000万ドル(約118億円)の契約延長の可能性が含まれています。
これにより、今季の結果次第でオプションが行使されればカブスに残留、逆に行使されなければFA権を行使して他球団への移籍も可能です。
来季の結果が、今永投手の将来の契約に大きく影響しそうですね。
「2024年」今永投手の成績
今永投手は、メジャー1年目の2024年シーズンで以下のような成績を収めました。
- 登板数: 29試合
- 勝敗: 15勝3敗、勝率.833(メジャー全体で2位)
- 防御率: 2.91(ナ・リーグ3位)
- 投球回数: 173.1回
- 奪三振数: 174個(1イニングあたり1個以上の奪三振ペース)
- QS率: 65.5%(6回以上投げて3失点以内の割合)
特に注目すべきは、1年目にして15勝を記録し、わずか3敗という成績を収めたことです。この勝率.833はメジャーでもトップクラスです。
注目のピッチングスタイルと投球術
今永投手のピッチングの要となっているのが「ストレート」と「コントロール」です。
ストレートの球速自体は140km台中盤から後半と、メジャーの中ではやや控えめですが、スピンレートが高く、打者にとっては「ホップする」ように感じられる独特の球質です。
また、高めのストレートと低めのスプリットのコンビネーションで、相手打者から多くの空振りを引き出しています。
2025年に向けての期待と課題
来シーズンも、今永投手は32歳というベストな年齢であり、特に急激な衰えが見られることはないでしょう。
また、しっかりとトレーニングを積んでいることから、今季同様のパフォーマンスを維持する可能性が高いと考えられます。
来季も、球速はもちろんのこと、ストレートの質も維持されることが期待できます。
コントロールについても、四球率やボール球を打者に追わせる能力の高さがデータからも裏付けられており、引き続きメジャー屈指のコントロール力が発揮されることでしょう。
印象に残った試合やエピソード
今シーズン、特に印象深かったのは、日本時間9月11日のドジャース戦。山本由伸投手との投げ合いで、今永投手は7回3失点と好投を見せた。
この試合は日本人同士の対戦としても話題となり、多くのファンにとっても記憶に残る一戦だったと思います。
また、異国での生活にも積極的に適応しようとする姿勢が見られ、たとえば通訳なしでキャンプに参加したり、「マイク今永」というニックネームも生まれました。
まとめ
2024年シーズンを通して、今永投手はメジャー1年目でエース級の活躍を見せ、素晴らしい成績を収めました。
来年も彼のピッチングスタイルと安定したコントロールが発揮されることを期待しています。
次回も、他の日本人メジャーリーガーについて振り返りと予想を行っていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
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