人生の中で喜怒哀楽どの時間を1番減らすことが重要なのか？
この答えは簡単である。「怒り」だ。
喜怒哀楽で唯一自分で動かせる感情
喜びや楽しい気持ちはもちろんポジティブであり、できればこの２つの感情だけで人生を満たしたいはずだ。
しかし残念ながら人生には避けられない哀しい出来事がいくつもある。
家族の死、人との別れなどは誰にでも訪れる、哀しい出来事だ。
つまり、喜怒哀楽のうち怒り以外の３つはどうしようもないものである。
しかし、怒りは自分自身でコントロールできる唯一の感情である。
しかも、喜怒哀楽の中で最も無駄なものである。
大量のエネルギーと時間を消費し凶暴になり、時には誰かを傷つけてしまう事もあるかもしれない。
自分も周りも不幸にしてしまう危険な感情である。
だから怒りをコントロールする事、怒っている時間を減らす事が重要だ。
感情の問題にはマインドで対象する
では、どのようにしたら怒りを抑える事ができるのだろうか？
食べるものや睡眠時間などの生活習慣を整えるや、怒りが込み上げてきた時に5秒無になる事で沈めるという行動を改善する事は重要だ。
しかし精神的な問題には精神的な対処法を用いらなければ、根本的な解決にならない。
つまりマインドを変えることで、怒りをコントロールするのである。
例えば、ここまでの文章で伝えた通り、「怒りは無駄な感情である」と認識する事で、怒る回数が減る人もいるだろう。
そのような考え方をいくつか紹介していこうと思う。
レベルが同じじゃないと喧嘩にならない
戦いや喧嘩というものはお互いのレベルが同じくらいである時に起こるものである。
例えば大袈裟な話、大人が小学生と本気の口喧嘩をする事は少ないはずだ。
なぜなら大人と小学生ではレベルが違うからだ。
大人は小学生の方が自分良りか精神的に幼く、あらゆる事に関しての経験も浅く、知識もないという事を理解しているから、相手にしない。
余裕ある大人の対応というものである。
時々子供と本気の口喧嘩をしている大人を見るが、あれは大人側の精神年齢や経験・知識が浅い証拠である。
口喧嘩の内容もまさに子供同士である。
大人と小学生という見た目的にも年齢的にも格差のある例に出したが、重要なのは「相手より自分の方が精神年齢が上だから、ムカつくけど大人の対応をしてやるか」と思うことである。
そう思う事で、相手が子供に見え、無駄に怒ることは少なくなってくるだろう。
上から目線で言葉をかける事で喧嘩になる事は多いが、心の中で上から目線になり、相手がムカつくことを言ってきても大人の対応をしよう。
怒ったら負け
口喧嘩に勝つことや、怒って相手を屈服させて自分の思い通りにする事は勝利ではない。
人間的に負けている。
確かに怒りを利用する事で物事には勝利する事はあるかもしれない。
しかし、そのような勝ち方は物事の勝利以上に失うものも大きい。
例えば基本的に怒りっぽい人は嫌われますから、いくら仕事ができるからといっても、仲間から嫌われる可能性があります。
また、場合によっては仲間が仕事を一緒に仕事をしたくないと言い始める可能性もあります。
そうなるといくら仕事が出来るからといっても、やむなくクビになってしまいます。
これでは怒る事で勝負に勝ったかもしれないが、長期的、人間的、人生的には敗北でしょう。
怒った時点で何かを失い、何かに敗北する事になる。
怒る人は人生1周目
人間は死ぬと生まれ変わる。
何度も何度も生まれ変わるうちに魂は成長し、素晴らしい人間になれたり、才能を獲得できるという考え方です。
結局はこれも何度も人生を周回しているうちに精神的に成長しているから、怒ることは少なくなってくる。
怒る人は人生まだ1周目だから、怒るのもしょうがないよね。と心の中の上から目線で、自分の怒りを鎮める方法です。
「人（魂）は生まれ変わって成長する」という考え方は、昔からある事ですが、島田紳助さんが上手く語られているので、良かったら下記の動画をご覧ください。
怒りを抑えるマインド（考え方）はたくさんあります。
自分なりに考えてみても良いでしょう。
少しでもあなたの人生が怒りに飲み込まれる事なく、喜びや楽しさで満たされる事を祈っています。
