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マイナースポーツが次のブーム!?
日本で観客動員数が多いスポーツについて調査した結果、プロ野球(NPB)とJリーグ(サッカー)が非常に高い観客動員数を持っていることがわかりました。
2018シーズンでは、日本プロ野球(NPB)は過去最高の約2555万719人、Jリーグ(J1、J2、J3を合わせて)は約976万9629人の観客を動員しました。
引用1
これからスポーツはエンタメとして伸びてくる業界とされているが、野球やサッカーなどの人気スポーツ以外の、いわゆるマイナースポーツにもこれからチャンスが訪れる。
理由①「SNS」
YouTubeやSNSなど、自由に発信できる場所が増えてきた。
今まではメディアというとテレビやラジオが主なメディアであり、放送してもらうには難しかった。
今では1人で撮影・編集し無料で動画をアップすることができる。
また、それぞれのプラットフォームに規定はあるが、ライブ配信も可能である。
マイナースポーツは情報発信のやり方次第では、今の規模を遥かに大きくすることができるだろう。
知られていないだけで、面白いスポーツはたくさんある。
理由②「スポーツベット」
スポーツベットの合法化が進んでいる。
これにより、マイナースポーツに対する注目度が上がり、観客動員数を増やす可能性がある。
賭けられる対象が増えれば、それだけ様々なスポーツに興味を持つ人が増えるだろう。
理由③「スポーツ観戦需要の高まり」
高齢化社会の進行に伴い、アクティブな老後を求める高齢者が増えてきている。
これらの人々が、子供や孫と共にスポーツ観戦を楽しむ機会が増えることで、家族全体で観るスポーツの幅が広がり、マイナースポーツの普及に寄与する可能性がある。
マイナースポーツが人気を出すために必要なこと
たった1人のスーパースターの誕生
さて、マイナースポーツが一気に人気を出すために必要な要素として、1人のスーパースターが生まれることが挙げられます。
スーパースターが生まれるということは、そのスポーツに対する注目度が一気に上がるだけでなく、新たなファン層を獲得する可能性が高まります。
彼らは自身のパフォーマンスでスポーツそのものの魅力を伝え、観客を引きつける力を持っています。
たとえば、バスケットボール界のスーパースター、マイケル・ジョーダンは、1990年代のNBAの世界的な人気上昇に大きく寄与しました。
彼の活躍はバスケットボールそのものの魅力を世界中に伝え、多くの新たなファンを生み出しました。
同様に、一人のスーパースターが誕生すれば、マイナースポーツもまた大きな躍進を遂げる可能性があります。
そのスターのパフォーマンスが、未知のスポーツへの関心を引き出し、その魅力を広く伝えることで観客動員数が増えるでしょう。
しかし、スーパースターの誕生は決して容易なことではありません。長年の練習と努力、そして才能が必要です。
また、そのスポーツの競技環境や支援体制が整っていることも重要な要素となります。
マーケティング活動
最後に、マイナースポーツが人気を博すためには、一人のスーパースターの登場だけでなく、そのスポーツの魅力を引き立てるストーリーテリングや、観客との強いコミュニケーションも必要となります。
例えば、そのスポーツに関するドキュメンタリーや特集記事を作り、競技の魅力やアスリートの背景、努力などを深く描くことで、観客はそのスポーツやアスリートに共感や感動を覚え、より深い興味を持つでしょう。
これにより、一人のスーパースターが生まれ、その活躍により観客動員が増えるとともに、スポーツ自体の人気も高まる可能性があります。
加えて、観客とのコミュニケーションの強化も重要です。
観客がアスリートやそのスポーツに対する思い入れを持つことで、その観戦体験はよりパーソナルで、より魅力的なものになります。
これは、アスリートがSNSでの積極的な発信や、観戦イベントでの観客との交流を通じて可能になります。
最終的には、マイナースポーツが大衆に受け入れられるようになるためには、そのスポーツ自体の魅力を十分に伝えること、そしてそれをサポートするアスリートや関係者の情熱が不可欠です。
一人のスーパースターの誕生が、そのプロセスを加速するかもしれませんが、それだけでなく、各スポーツがそれぞれの魅力を活かし、様々なメディアを通じてその魅力を伝え続けることが大切です。
これらが揃った時、マイナースポーツの本領が発揮され、観客動員数が大幅に増えるでしょう。
私たちが、スーパースターの登場を期待しながら、各マイナースポーツが次々と大衆の目に触れ、その魅力が伝わり、観客が増えていく未来を見る日が来ることを願っています。