【各SNS紹介】
YouTube(りいどのメジャーリーグ考察)チャンネル登録よろしくね!
stand.FMでも音声化して公開しています。
X(旧Twitter)でも進捗状況を細かく発信中!
※この記事は締切の都合上、5月29日の午前中までの情報となっています。
今週の一言
今週は仕事が忙しくて試合が見れない事が多かったですが、ダイジェストを見ながらまとめていきました。
日本もそろそろ梅雨の時期ですが、MLBの試合も最近は悪天候により試合開始時間が遅れることや、延期になる事も増えている気がしてます。
今週も今永投手の登板日が雨で来週へずれてしまったので残念でした。って事で今回もお願いします。
日本人選手へ甘・辛コメント
私的な見解で全日本人選手の1週間の活躍に対し甘口・辛口の両方の面を混ぜてコメントするコーナーです。
ドジャース 大谷翔平
初めて今週の評価でC評価をつける事になりました。
直近5試合が22打数3安打の打率.136でHRも出ていない状態。さらに凡打の内容も悪く、三振や弱いゴロが非常に多い。
個人的にはゴロかフライかは関係ないが弱い打球である事、三振が多いという事が問題。
タイミングが取れておらず、ハードスイングもできていない事になるのでメカニクスで何かしらのズレが生じているんだろう。
牽制球が当たり太腿が全開じゃないという理由もあるかもしれないが、試合に出ている以上それはいい訳にはできない。
ドジャースが5連敗した原因の1つと言われてもしょうがない選手なんで、また上がってきてほしい所。
ただ通算の成績は依然MLBトップクラス。
ドジャース 山本由伸
3回に2アウト満塁から2本のタイムリーヒットを浴び4失点したが、1本目は平凡なセカンドゴロがシフトの間を抜け、2本目はポテンヒットがレフト前に落ちるという不運だった。
5回4失点という結果だったが、ボールはそこまで悪くなく、奪三振もしっかり取れている。(特にシンカー気味に抜けていくスプリットがかなり有効的)
4月通算防御率2.45に対し5月は3.48と悪くない数字だが、由伸に対する期待を考えると4月のようなピッチングを継続してもらいたい。
パドレス ダルビッシュ有
ソト、ジャッジ、スタントンの1発を含む4被弾で5.2回7失点となった。
ここ数試合良い投球が続いていただけに今回の大量失点が信じられないが、HRを打たれた球は高めや真ん中付近と甘いコースを見逃さないヤンキース打線が流石ですね。
四球は少ないんで制球に苦しんでないと思いがちだが、甘いコースが多いのも制球に苦しんだと捉える事ができる。
HRが続いたのはたまたまだが、数点取られていた事実は変わらなかったかもしれない。
ただ、普通の投手なら大量失点したのが3回だが、その次の回に降板しててもおかしくない所5.2回まで切り替えて投げたのは流石である。
ちなみに4月防御率が4.50、5月は今回の大量失点を含めても2.55だった。
通算防御率は1点台間近だったが3.04まで上がってしまったので、次の投球に期待したい。
パドレス 松井裕樹
5/24のレッズ戦で1.1回を無失点に抑えたが四球を1つ出しているし、その後も抑えたがボール先行、フルカウントが多く、バッターが手を出してくれたから助かっていたけど、見逃せば普通に四球になっていた。
ボールに手を出すほどキレているのかもしれないが。
5/26のヤンキース戦は調子の良いソト、ジャッジ、スタントンの3人を含めて抑えたのは大きい。
5/28のマーリンズ戦は二塁打を浴び、2アウト3塁のピンチをフルカウントから三振を取って切り抜けた。
松井裕樹は左投手だが左打者だけじゃなく右バッターも苦にしない事は分かっていたが、ジャッジ、スタントンを三振にとったのはさらに高評価。
課題の四球が減っているので6試合連続無失点中と好調。スライダーを増やして三振が増えている印象。
四球は減っているが、フルカウントなど紙一重な状態ではある。
カブス 鈴木誠也
5月復帰してからずっと不調でしたが直近は5試合連続ヒットで5試合の打率は.272となっており、復調傾向。
ただ5月通算で見ると4月通算打率.341に対し5月は.193と落ち込んでます。
甘い球を選択してスイングはしてるんですが、捉えきれなくてファールが多く、三振する時は結構なボール球に手を出してしまっている印象。
去年もシーズンの中で調子の波があり、良い時もあれば悪い時もあったが、今年調子の波が出てしまった。
復調傾向なので、6月は期待したい所。
カブス 今永昇太
雨により試合は延期。今永の登板もローテを1回飛ばして5/30に登板予定となりました。
日本時代も雨の影響で中止や登板日がズレる事が多く、MLBでも雨の影響を受ける事が数回あり、雨男の力を発揮している。
今回は雨の影響でローテを1回飛ばしとなり、ファンからすれば休養ができてよかったと思うが、本人がどう感じているかは分からない。
この休養で調子が変わる可能性もあるが、疲労を取るという意味では間違いなく休養は良い方向に影響するだろう。
あとは今永の調整力に期待。
メッツ 千賀滉大
先週も上腕三頭筋の張りがありブルペン投球を回避したが、MRIの結果で炎症が発覚しコルチゾン注射を打った。
コルチゾン注射は炎症を緩和し治療を促進するものだが、復帰にはまだまだ時間がかかりそうであり、ここまで怪我が連鎖するのは間違いなく危ない状態であるため、慎重になってほしい。
インタビューがあって要約すると「復帰時期は未定」「みんなの戦う姿を見てると早く復帰したい」という悔しそうな感じが伝わってきました。
ここまで怪我が連鎖するとは思わなかったが、シーズン後半からの復帰になると見込んでいます。
メッツ(マイナー)藤浪晋太郎
右肩の痛みによりIL入り後、情報がありません。
先週、右肩の手術は必要ないという事でしたが、15日間のIL入りだったので来週くらいから何かしらの情報が出てくると思います。
ブルージェイズ 菊池雄星
低めの変化球を上手く拾われていた。
要因としてはストレートが少しいつもより走ってなかった。普段は95マイルは超えてくるけど、今回は92〜94マイルが多かった印象。
HRを打たれた球も92マイルの高めのストレートだった。
疲労や睡眠不足などの影響もあるかもしれないが、今回3回56球でマウンドを降りたことで、次の登板は今日より疲労感なく投げる事ができると思う。
次回に期待。
山本由伸と同じく4月通算防御率が2.45、5月が3.62、今シーズンの通算が3.25となっている。
Rソックス 吉田正尚
怪我で治療中の吉田正尚も情報はあまりない状態。
打撃練習をしている情報もない。
トレード説があったが、獲得したい球団はないんじゃないのか?という記事も出回っていた。
今後どうなるのか注目が集まります。
Rソックス(マイナー) 上沢直之
4.1回 被安打5 被本塁打2 2四球 奪三振4 5失点という結果。
怪我からリハビリ中のWソックス、ロベルトにHRを打たれたりとメジャー昇格はこれだとやはり厳しい状態。
フォームを修正して真っ直ぐの球速上げたり、変化球を磨いたりと少しずつレベルアップしている様子なので、シーズン後半に期待です。
タイガース 前田健太
病み上がり1発目の投球で5回無失点のナイスピッチング。もっと離脱期間が長くなると思いましたが、速攻帰ってきてこの投球結果は良かったです。
しかし、結構甘い球は多く一歩間違えたら打ち込まれていた可能性もあり、打ち損じに助けられた面も多少ある。
だが無失点で抑えられたのはやはり無四球と自滅しなかった事が要因だろう。
打たせてとる投手は四球がなければ安定した投球が期待できる。
推し球団の進捗(LAA、CHC、TEX)
ドジャース
まさかの5年ぶりの5連敗があった今週。
それでも西地区の首位独走中だが、不穏な空気が流れているのは間違いない。
特に今週は自慢の打線が沈黙していたし、投手陣も打たれて5点以上取られる試合もあったので全てがハマってない状態。
噛み合わなくても勝てると先週まで言っていたが、流石にどっちかは良くないと勝てない。
どっちかが良かったら勝てるチームだが、まずはバッティングが戻ってきてほしい所。
カブス
負けも重なり、中地区首位のブリュワーズとの差は広がる一方。さらにワイルドカード圏内からも転落する事態となった。
フルメンツが揃ってきたが、野手が全員打ててないの一言。
特に上位打線で言うと2番鈴木誠也、3番ベリンジャー、4番モレルが2割後半は打ってほしい所、2割中盤にとどまり、モレルは1割台まで落ちている。
下位打線も2割前半の打率と野手が奮起しないと絶対に勝てない。
レンジャーズ
去年ほどの打撃力はやはりまだ発揮していないものの、別に極端に悪い事はない。
シーガーも打率が2割5分を超え始め、HRも12号、直近6試合で6本のHRを打ち復調の兆しはある。
ただ、やはり投手力は全体の中で20位前後の防御率になっているので、去年ほどの打撃力でカバーできない限り、ここの改善は必須だろう。
毎試合2.3点は取るけど、5点取られて負けてる事が多くモヤモヤした展開が続く。
【注目!】MLB NEWS TOP3
3位:ブルージェイズが苦渋の決断を迫られる
<<概要>>
今季勝てていないブルージェイズがトレードで売り手に回るか決断する事を迫られているというメディアによる見解があった。
主力であるゲレーロJr.、ビシェットの名前が挙げられていた。
<<考察>>
ゲレーロJr.、ビシェットは2025年にFA取得する予定となっているため、トレードになる可能性は高いし、日本人の菊池雄星も今年終了後にFAになるため、トレードで放出し期待の若手を獲得する可能性はある。
もちろんオファーもあるだろう。
2位:誤審で有名なヘルナンデス審判が引退
<<概要>>
数々の誤審で有名なヘルナンデス審判が引退。
MLB機構と金銭的和解があったとの事。キャリアは33年、62歳という年齢だった。
<<考察>>
割増退職金で事実上のリストラという見方もある状態。
数々の選手が苦しめられてきたが、その反面助かった選手も多かっただろう。
テクノロジーの進化とAI化が進む未来で審判がどのように変化していくか分からないが、このような名物審判はもう出てこないかもしれない。
どの業界でも選手が注目されるが、審判も大変な仕事であり、試合を面白くする要素の1つである。
お疲れ様でした。
1位:アクーニャJr.左膝の前十字靭帯断裂
<<概要>>
5/27のパイレーツ戦、二塁ランナーで帰塁の際に左膝の前十字靭帯が断裂した。
今後は手術を予定、今季終了となった。
<<考察>>
2021年に右膝の前十字靭帯を断裂しており、今回で両足の前十字靭帯が断裂した事になる。
今回も復帰まで約10ヶ月くらいと言われているが、来シーズンの開幕に間に合うかは不透明な状態だが、これだけ大きな怪我を両膝にしたとなると選手生命すらも危うい状態。
去年は前人未到の40-70(40HR70盗塁)を達成したが、今回も怪我を乗り越えてさらに活躍する事を願っている。
しかし、本人はもちろんだが今季はフィリーズに首位独走を許しているだけ、ブレーブスにとっても大きな痛手となった。
今週のYouTubeピックアップ
いつもブログでは毎週紹介している心体技をYouTubeの方でもまとめて紹介しました。
コメント紹介(Q&A)
YouTubeやブログ、X(旧Twitter)に寄せられたコメントや質問にお答えするコーナーです。
準備中。
ブログ下記のコメント欄、X(旧Twitter)の固定ツイート、YouTubeの方にコメントお待ちしております!
心体技
パフォーマンスアップにつながる情報を紹介するコーナーです。
今永投手寝る時のこだわり
アスリートは栄養の取り方や摂る種類、サプリメントも含めてリカバリーにこだわりが多い。
その中でも最近注目されているのが睡眠である。
一般人でも睡眠の質や量を確保する事は普段の生活を快適に過ごすために必要な事だが、人一倍激しい運動をするアスリートは人一倍睡眠を大切にしている。
今永投手は「TENTIAL」のリカバリー性が高まる服を着て寝ているとの事。
マットレスや枕、布団などの寝具系は今までも重要視されてきたが、今永はパジャマにも拘っているという事だろう。
他にも入眠しやすくなるルーティンや食べる物によっても睡眠の質は変わってくる。
藤浪晋太郎は昨年「スリープ(睡眠)トレーナー」と契約して、睡眠の改善を試みた事が話題になったが、それほど睡眠の重要性は高まっているという事である。
移動距離が多く、変則的で多忙なシーズンを過ごすためにメジャーリーガーは睡眠の質と量を高める努力をしている。
もし、あなたがプロアスリートを目指したいなら学生の時から睡眠に対する努力をすべきである。
もし、子供がプロアスリートを目指しているという親であれば子供が睡眠の教育と睡眠できる環境作りをする事が必要になってくるだろう。
来週への一言
来週は6月に突入!!
ここら辺からトレード情報がちょくちょくで始めるので、選手は成績を伸ばすのはもちろんだし、ファンも情報に敏感になっていきましょう!
次回は6月5日に更新予定です。