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※この記事は締切の都合上、6月19日の午前中までの情報となっています。
目次
日本人選手へ甘・辛コメント
私的な見解で全日本人選手の1週間の活躍に対し甘口・辛口の両方の面を混ぜてコメントするコーナーです。
ドジャース 大谷翔平
不調が続いていてなんとか耐えていた大谷ですが、今週から調子が爆上がりしています。
HRも3本で長打も多く、三振の数も減ってきてるし凡打の時も打球が速くなっています。
1ヶ月くらい前の好調な時に見られたHRの打ち損じが長打になるという傾向があるので、HRの量産体制にも入っている可能性があります。
またベッツが骨折したことにより1番に入ることになり、打席数も若干ながら増えてくると思うし、本人的にも自分がやらないとっていう気持ちになっているでしょうからこれからが楽しみです。
ただ好調なんですけど、試合展開的にここで打ってほしい!一発欲しい!っていう時にヒットが出ないので、得点圏打率も2割前半くらいなのでもっと撃て欲しいなと。
逆にスター選手であるハーパーとかは2アウト得点圏打率が4割くらいあってHRも5本くらい打っているクラッチヒッターなんで、大谷もそういう要素が欲しいなと思います。
ドジャース 山本由伸
先週ヤンキース打線を完璧に抑えて、平均球速もいつも以上に速かった由伸ですが、今週は上腕三頭筋の張りにより2回無失点で緊急降板しています。
平均球速の方も93マイルくらいといつも以上に走っていなかったので、心配だったんですが、やはり不調があったという事。
今回予定されていた登板日を2日ほどズラして登板しましたが、ズラしたのもこの張りが前々からあったという事で、コーチ陣とも前々から共有していたみたいです。
由伸がいけると判断し、登板したが投げているうちに張ってきて大事を取って降板となりました。
SNSのファンからの動画では試合前の投球練習中に上腕三頭筋を揉んでいる動画があり、試合前段階でも違和感はあったと見られています。
検査の結果ローテータカフ(右肩の後ろ側の筋肉)の炎症で数週間のノースローで回復し、その後調整を行う予定との事です。
なので、予想以上に長くなる1ヶ月かもしかしたらシーズン後半からの復帰の可能性もありますので、情報をまた待っていきましょう。
パドレス ダルビッシュ有
左鼠径部の痛みにより15日間のIL入りしていたダルビッシュ有ですが、20日にシングルAの方でリハビリ登板を行う予定との事です。
ここで問題がなければメジャーに合流してまた先発ローテの一角として回っていく予定らしいので、20日の登板が万全である事とその後に痛みがぶり返さない事を期待していきましょう。
パドレスが6月少し勝てていない状態なので球団的にもエースの復帰を待ち望んでいるでしょう。
パドレス 松井裕樹
6試合連続無失点と好調になってきています。課題の制球力の改善が少し見られ、ストライク先行、四球の数も減ってきているのが大きな要因です。
やはりボールやマウンドやメジャー、アメリカでの生活に慣れてきたら本来のピッチングを取り戻してくると思うんで、試合をこなせばこなすほど良くなっていく。
シーズン後半にはさらに活躍している可能性が高そうです。
ただ通算の防御率や全体的見るとまだ良い方にはギリ入ってこないという点。
更に今週の3試合目は回跨ぎの先頭に四球を出してしまい、その後三振を取りましたが降板し後続に抑えてもらったので危なかった。
強いフィリーズ打線の1番に入る所で交代となり、信頼と力があれば任せてもらえていた思うので、これからはそういった立ち位置になれる様に期待していきましょう。
カブス 鈴木誠也
6月好調の鈴木誠也は今週も好調をキープしています。
打順が2番から4番に変っても好調キープで、本人が言っている通り4番の方が集中できている様子、打球が全体的に速く、良い打席内容が多い様に思える。
更に終盤どころで同点タイムリーが出たりと集中力も保てているので、やはり日本の4番は彼なのかもしれないと思わせる今週でした。
ただカブスは負けているので誠也もHRや長打がもう少し増えてほしいなと思います。
その他今週の全体的な印象で言うと強いショートゴロが多くて、もう少し横にずれていたらヒットの数もあと2.3本増えてるし、それに角度がつけば長打にもなっているはずなので、惜しい感じ。
プライベートで言うと第二子が誕生したそうで、おめでとうございます。
2人目も男の子という事でますます気合が入っていくと思うんで、期待していきましょう。
カブス 今永昇太
今週も7回1失点という好投。チェンジアップの制球力が抜群でスイーパーもキレキレで安定してました。失点は長打絡みの犠牲フライで1失点しましたが、犠牲フライでセンターのアームストロングとライトの鈴木誠也が交錯してしまった。
たとえ交錯してなくても犠牲フライは成立していた可能性が高いフライだったが、誠也が怪我しなくて良かった所。
7回に先頭デッドボール、三振、ヒットで1アウト1.2塁のピンチを迎えましたが、レフトフライと三振で切り抜けて吠えてました。
ここが今回の最大の見どころでしたね。
最後のバッターもあわやHRというあたりのファールを打たれて、外の最高の直球がギリギリボールになり、最後は完璧なスイーパーでした。
辛口な意見はおそらくほとんどの人が持たないと思いますが、無理矢理見つけるのであればガッツポーズが派手すぎるというのと、試合後インタビューでピンチの時に「お腹空いてたからこのあと何を食べようか考えていた」みたいな事を言っていて日本人と仲間からしたら面白くて最高!ってなるが、相手への挑発にならないか心配である。
まぁ無いとは思いますが、無理矢理見つけるならそこくらいですね。
メッツ 千賀滉大
キャンプから怪我が続き一進一退を繰り返してる千賀投手ですが、本格的に復活に向けて歩き出している様な情報です。
ブルペンで30球程度を投げ込み、問題ないとの事です。この後は打者との対戦も予定されているらしいのでシーズン後半のスタートには間に合うんじゃないでしょうか。
これ以上長引くと千賀投手のメンタルが心配なので、速く良くなってほしいですし実践ができるともう復活した様なものだと思うので、楽しみです。
その他情報としてはメッツが負けている状態で千賀投手が帽子をひっくり返して被っていて、それは逆転しようっていう意志があるらしいんですが、本当にJDマルチネスが逆転HRを打って話題になっていました。
NLのワイルドカード争いが激化していて、メッツもまだまだ可能性があるので千賀投手が帰ってきてから勝ち上がる事にも期待していきましょう。
メッツ(マイナー)藤浪晋太郎
60日間のIL入りに入っている藤浪晋太郎ですが、Instagramを更新してました。
要約すると
・絶賛21連勤目
・フロリダで1ヶ月半ぶりにブルペン
・94mph制限の中96.5mph計測(155km)
とかなり順調そうです。
箇条書きで紹介しましたが、藤浪投手の文書が面白いのでぜひご覧ください!
近々実践復帰もあるかもという事なので、千賀投手と同様に復活に向けて進んでいます。
藤浪投手の場合はマイナーからメジャーに上がらないといけないので、この怪我中に取り組んでいるはずのコントロール改善がハマって大活躍する事を期待しています。
ブルージェイズ 菊池雄星
今週はRソックスとの対戦し4回5失点で4本のHRを打たれています。
球は走っていたし奪三振も4回で7つ奪っているし基本的な調子は悪くなかったんですが、変化球をうまく拾われたり、抜けた球を打たれました。
HRがこれだけ出たのは偶然だと思いますが、どっちにしろ数点は取られていたかなと思います。
あとはRソックス打線がここ最近調子良かったというのもあります。
通算防御率も上がってきてしまったので、ぜひ次には期待していきたい。
Rソックス 吉田正尚
復帰して数試合こなしていますが、打率はそこまで上がってきていません。
そんな中デッドボールが右手に当たるアクシデントもありその次の試合は様子見となっていますが、デッドボール当たってなくても成績と調子的にはずされていた可能性はあったと思われる。
少し気になっているのは黒のバットで二塁打を打っていて、ILに入る前も黒のバットでちょくちょくヒットを打ってるんですよ。
多分色だけじゃなくて長さか重さか何かしら違うバットだと思うので、黒のバットで打って欲しいと個人的には思っています。
Rソックス(マイナー) 上沢直之
今週は0.1回被安打1四球4失点3で負け投手になっています。
防御率は6.21となっているので、まだまだメジャー昇格は遠い状態です。
やはりコントロールですね。
全体を通して打ち込まれているイメージよりかはコントロールが効かずに自滅しているパターンが多い印象なので、ここの改善が必須になっています。
2023年の日本での最後の成績見ると打者696人に対して四死球が46個とそんなに悪くないんですよね。
もちろん由伸や今永もっと少ないんですが、特別多すぎるっていう訳じゃないのでメジャーの球やマウンドへの適応と色々フォームや試行錯誤してるはずなのでそこの調整が上手くいっていないのかなと思います。
四球が少なくて打ち込まれているならメジャーで通用しないとなりますが、四球が多い段階でメジャーで通用しないと判断するのはまだ早いと思う。
とは言っても被打率も.277なので低くはないのだが、期待していきたい。
タイガース 前田健太
今週はアストロズと対戦し5回4失点という悔しい結果になっています。
初回に点を取られた後、ピッチャーライナーを右足太腿に受けて心配されましたがその後も投げ続け2回にアルトゥーべに3HRを打たれた。
今回打たれたヒットはボール球をうまく拾われたりしていたので、バッターが上手かったが拾われるキレと威力だったとも言えるので、ストレートも含めてやはり威力での課題があるので制球力を磨き続ける事が必要。
アルトゥーべはマエケンのドジャース時代にもHR打ってますし、今日も2本ヒットとHRを打っている。
3HRなければQSはいけたかなぁという感じでした。
これまで通算防御率もかなり悪くなってしまっているので、巻き返しを期待しましょう。
推し球団の進捗(LAA、CHC、TEX)
ドジャース
ベッツが骨折し離脱、山本由伸が肩の炎症で離脱、トレードでブルージェイズからビジョを獲得。
ビジョは内外野守れる選手でバッティングの選手というより守りの選手、ブルージェイズでの今季成績も.200となっている。
ア・リーグからナ・リーグへのトレードで成績は1からになったり、対戦する投手も初の投手が多いはずなので難しいところはあるが、頑張ってもらいたい。
本来サードであるマンシーはまだ復帰できないとの事です。
カブス
ベンブラウンがIL入りしてローテの一角を失ったのは痛いですが、それより勝利している状態から終盤に逆転されて負けるという展開が多い印象。
打線も誠也を4番に置いて、モレルを1番にしたり色々いじったりして工夫してチーム打率は相変わらず全体26位くらいの下位に沈んでいるが、得点は全体18位くらいとなっているので、打線の繋がりは見せている状態。
なのでリリーフ陣がもう少し踏ん張ってほしい所です。
レンジャーズ
シャーザーやデグロム、ヤンが戻ってきたとしても上昇気流に乗れるかは微妙なラインまで落ちてきています。
打線の方も去年の様な爆発力はなく、IL入りしているヤン選手が戻って来たところで、起爆剤になる可能性はあるけど、全体トップクラスに躍り出るとは今の所思えない。
ちょっと目を背けたくなるくらいの状態だが、僕の大好きなデグロムがキャッチボールをしている姿がXで流れていて、これが唯一のポジティブ要素でした。
シャーザーとデグロムが帰ってきて、打線が爆発して驚異的に捲り上げる事を期待しています。
【注目!】MLB NEWS TOP3
3位:ヤンキース「コール」ついに復活!!
<<概要>>
去年のALサイ・ヤング賞のヤンキースのゲリット・コールはキャンプ時に怪我をしていましたが、ついに今季初登板します。
<<考察>>
好調なヤンキースにエースが戻ってくる事で無双状態に入るヤンキースにも注目ですし、コールがどんな投球をするのか注目です。
2位:アストロズ「アブレイユ」がDFA
<<概要>>
2014年の新人王、2020年のMVPであるアストロズのアブレイユがDFAになった。
<<考察>>
過去に新人王とMVPを獲得した選手が自由契約になるという事で話題になりました。
今季の最初22試合で打率が.099でHRも0本だったっためマイナーに降格。このマイナー降格も話題でしたが、メジャー復帰後も打率が2割に乗らずアストロズは苦渋の決断をした。
このレベルの選手が自由契約になる事がトップリーグであるMLBの厳しさを表している。
2022年にプホルスが史上4人目の通算700号HRを達成した事を思い出し、通算700号は年間35HRを20年間続けると達成できる記録であり、ジャッジが8年間で257本打ってて今のペースを引退まであと14年間くらい続けたら達成できるという事。
長年活躍する選手の凄さの偉大さを改めて実感する出来事でした。
1位:ベッツが骨折しNLのMVPはどうなるか!?
<<概要>>
今季NLのMVP候補だったドジャースのムーキー・ベッツがデッドボールにより左手を骨折し6〜8週間(約2ヶ月)くらいかかる予定との事。
<<考察>>
NLのMVP候補は今混戦状態で、ベッツももちろん候補だったが今回の怪我により難しい状態になった。
今の所の候補は大谷、ハーパー、オズナ、コントレラスここにベッツがいたのでこの4人の戦いになっていく可能性が高い。
特に史上初という観点から見るとDHでのMVP獲得者がいない事からブレーブスのDHであるオズナには絶対に取られたくない所でしょう。
ALに比べてNLは混戦としているので注目していきましょう。
今週のYouTubeピックアップ
スターを紹介するコーナー第二弾としてドジャース所属のムーキー・ベッツを紹介しました。
幼少期、背が低いことでリトルリーグの入団を断られたりMLBのスカウトから低評価だったが、向上心と身体能力を武器にスーパースターまで駆け上がったエピソードを紹介しています。
次回は6月26日に更新予定です。