行動から受ける刺激によって思考や感情が決まり、次の行動が決まる。
つまり人生をより良くするためにはマインドを鍛え直すのではなく、行動を見直すことでマインドが変わるという事である。
「やる気が出ない」のはマインドのせいじゃない
例えばやる気が出ず、行動できない日があったとしよう。
この時「やる気が出ない」原因を「目標が無いから、タスク整理していなかったから」と言った心理的側面から探すべきではない。
どんな行動が原因で、やる気のない状態になっているのか?を深掘りする必要がある。
思い返して見ると寝不足で脳が回復していないからかもしれない。
ここ最近、食生活が乱れていたからかもしれない。
このように行動的側面が原因となり、脳が働かず「やる気のない」状態になっている事が多い。
例え目標が明確化されていて、タスクもしっかり整理されていたとしても、寝不足や栄養不足になっていると、やる気が出ないだろう。
逆にしっかり睡眠や栄養が取れている状態であれば、目標やタスクが明確になっていなくても、行動するはずだ。
つまり、マインドの問題は行動で改善する事ができる。
やる気がなくなる危険行動3選
ここでやる気がなくなる危険行動をいくつか紹介します。
寝不足・栄養不足
当たり前ですが、多くの人ができていない事です。
つい夜更かしをしてしまったり、偏った食事をしてしまうと脳が上手く働いてくれません。
気分が落ち込み、やる気が無くなる原因となるため、自分に合った睡眠時間とバランスの良い食事を心がけましょう。
スマホ(娯楽)がすぐ触れる状態
スマホの中には娯楽が詰まっています。
10分休憩してから勉強を始めよう!って思い、スマホをつついていると30分休憩してしまった!という体験は8割以上の人が体験した事があるでしょう。
勉強や作業をする!と決めたらスマホは手の届かない所へ置いたり、開いてもアプリが触れないように制限をかけておくと良いでしょう。
音楽を聴きながら…
音楽を聴きながら作業や勉強をしたいという方もいるだろうが、オススメはあまりできない。
こちらもやる気のなくなる行動の1つである。
まず、音楽を決めるのに時間がかかるし、そこに判断のエネルギーを要してしまう。
また、迷っているうちに違うアプリや動画に目移りして、気づけばずっとスマホをつついている状態になっている事もあるだろう。
更に日本語の歌詞が聞こえているものであれば、歌を理解する為にエネルギーや脳が使われているため、その分の集中力が分散してしまっていることになる。
やる気が出ないのは、自分のマインドのせいだと思いやすいが、このように行動があなたのやる気を阻害している可能性が高い。
特に睡眠不足や栄養不足、運動不足などの生活習慣の乱れがやる気を無くしている可能性が高い。
マインドを変えるには、考え方より行動を変えた方が影響が大きい。