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【MLB】ソウルシリーズを振り返る ダルビッシュVS大谷翔平 山本由伸炎上など

今回はメジャーリーグ2024年の開幕ソウルシリーズ2戦の振り返りをやっていきます。

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ダルビッシュVS大谷翔平を振り返ろう(YouTube動画)

試合結果

結果としては1勝1敗となりました。

1試合目

パドレスが先制しダルビッシュ開幕初勝利のチャンスだったが、エラー絡みで追いつかれ、球数も増えた事で3.2回での降板となったが、失点1(自責点0)と好投。

2-1のパドレスリードのローゲーム展開だったが、パドレスは8回にエラーも絡み一気に4失点。

結果5-2でドジャース勝利となりました。

ポイント:8回の珍エラー

8回のファーストの珍エラーがキーポイント。

ファーストがゴロを処理しようと、グローブにボールを収めたかと思うとグローブが破けて貫通。

打球は勢い衰えずライトまで転がってしまい、結局ここから大量失点に繋がった。

MLBを見てるとグローブが破ける、網目にハマって抜けなくなるという光景をよく目にする。これは日本に比べて送球も打球も強い傾向があるからだろう。

2試合目

2試合目は注目のドジャース山本由伸が先発したが1回5失点と大炎上。

試合はこのままパドレスの一方的な試合になると思いきや、ドジャースもしっかり得点を重ねてきた。

両チーム通じて30本を超えるヒットの応酬となる乱打戦を制したのはパドレス。

最終回に韓国に入り不振だったマニー・マチャドが復活の3ランでトドメを刺した。

ポイント:大谷翔平

この試合ではムーキー・ベッツが大活躍。

続く2番の大谷翔平が打って更に盛り上げたい所だったが、続くことができなかった。

初回にヒットが出たが、この日5打数1安打。

あと1本ヒットが出ていたら、試合はどうなっていたか分からなかった。

日本人選手の成績

ダルビッシュ有:代名詞がスライダーからツーシームへ

ここ数年ダルビッシュのツーシームが度々話題になる。

今回の試合も左バッターに対して幾度となくツーシームやシンカー系(左打者からして外に逃げていく球)がキレていた。

試合では2アウト満塁フルカウントという場面でツーシームを投げて三振を取った。

このような1番重要な場面で投じたのがツーシームだったという事は今1番自信がある球なのかもしれない。

ダルビッシュの代名詞がスライダーからツーシームへと変わっている気がする。

大谷翔平:今年もホームラン量産体制

韓国に入りノーヒットだったため、不調が心配されていたが、ヒットや盗塁を重ねた。

残念ながらホームランは出なかったが、ホームラン性のあたりはいくつも飛び出し、好調をキープしている事が見てとれる。

水原通訳の賭博騒動が心配だが、野球の調子の方は絶好調。

今年もホームラン量産体制である。

松井裕樹:しっかり適応できている

ピッチクロック違反をとられたが、その後も落ち着いて投げていた。

日本時代では投球間隔が長い事があり、不安に思われていたが、全体的に見ると問題はなさそうです。

シーズンの前半までには完全に慣れていそう。

もう1つ不安視されていたボールへの適応も全てのボールを素晴らしくコントロールしているようだった。

こちらの方もシーズンが進むにつれ、更なる進化が期待できる分、シーズン中盤には8.9回を任せられるようになるかもしれない。

山本由伸:次回に期待

山本由伸のデビュー戦は1回5失点とほろ苦いデビューになってしまった。

球の威力はあったが、コントロールに苦しんだ。

先頭バッターの初球をヒットにされた事やOP戦でもヒットを打たれていた事が影響してか、コースギリギリを攻めすぎている気がした

メジャー初登板、韓国での開催、水原通訳の問題、ボールへの対応、セットポジションの改良など色々な事が重なり、心身共に調整が難しかっただろう。

シーズン前半は色々なことを吸収・調整し、後半からポストシーズンにかけて日本時代のような無双する姿を期待したい。

大谷翔平VSダルビッシュ有

大注目だった大谷翔平VSダルビッシュ有の戦いをザックリ解説。

野球ファンなら見逃せない戦いだった。

1打席目

僕の予想では変化球攻めして高めのストレートで三振を取る予想でしたが、キーポイントである高めのストレートを初球に投げる。

そこからはカットボール系やツーシーム系を投げてショートゴロという配球。

4球目のシンカーは91マイルで上手く当てさせてショートゴロでゲッツー狙い。

惜しくも大谷翔平の足に阻まれたが、狙い通りだったでしょう。

もし、三振を狙いにいくなら80マイル後半、もう少しスピードを落として投げていたはず。

それかアドレナリンの影響で、いつも以上に力が入り急速が速くなってしまった可能性も考えられる。

2打席目

僕の予想では1打席目と違って速球系の変化球で攻めていって、打ち取る配球してくると思ったんですが、予想通り基本的に球は早かった。

3球目のインコースカットボールで大飛球があったが、この球はどう打ってもファールにしかならないので、ここはダルビッシュの思惑通りだろう。

最後はインハイのお得意のツーシーム、フロントドアで三振取ろうと思った所がアウトコースに流れてしまいライト前。

見逃さなかった大谷も流石です。

 

こんな戦いがこれからまだ数年間幾度となく見れると思うと、今年のメジャーも大注目間違いなしでしょう。

まとめ

今回のソウルシリーズは大成功だったんじゃないだろうか。

日本でも最高視聴率が29.9%となり、野球ファンは熱狂した事だろう。

日本人対決が痺れましたが、大谷やダルビッシュ、山本由伸、松井裕樹以外にも日本人選手は数多く在籍しています。

今年は多くの日本人対決が見れるだろう。

ただ残念な事に、21日の朝に水原一平通訳が違法賭博をしていた事が発覚し解雇。

更に大谷翔平の口座が使用されており、真実もまだ明確になっていないためかなり大きな問題となっている。

ソウルシリーズの事が掻き消されてしまうほどの大騒動になってしまったのが、残念だ

この記事の締めくくりがこうなってしまう事も残縁でならない。

 

一刻も早く解決してほしい事を願いながら、3月29日には2024年MLBが本格的に開幕する。

どんな事があろうが、日本人選手を応援しつつ今年のMLBを楽しんでいこう。