最近、損切りの重要性を改めて実感している。
読書で損切り
たとえば読書。
せっかく買った本だから、最後までじっくり読まなきゃ勿体ないと思いがちだ。
しかし、途中で内容が面白くなかったり、この章は飛ばしても良いと思ったら、迷わずやめるべきだ。
本を最後まで読まないことの勿体無さよりも、効果が薄い内容を読んで貴重な時間を無駄にする方が遥かに損だ。
だったら、今すぐその本をやめて、次に進んだ方が良い。
読書は知識を得るためのものだから、無駄な時間を過ごさないようにしなければならない。
YouTubeで損切り
最近、僕はYouTubeでも損切りをした。
2週間に1回、ドジャース、カブス、レンジャーズという3球団を深掘りする動画を作っていたが、情報を追いきれなくなり、レンジャーズを切る決断をした。
日本人選手がいないことや試合を観られない点も理由の1つだった。
これまでレンジャーズを追ってきたファンには申し訳ない気持ちもあったが、ドジャースとカブスに集中する方がメリットが大きいと判断した。
最後のレンジャーズ動画をアップしようかとも思ったが、損切りは早い方が良いと考え、その週から辞めた。
その結果、ドジャースとカブスの情報をしっかり追え、動画制作にかかる時間も短縮され、他の活動に時間を割けるようになった。
まだ反応は見れていないが、おそらくドジャースとカブスのファンがさらにチャンネル登録してくれるだろう。
これもすべて、損切りをしたことによる良い結果だ。
損切りで人生を変える
他にも僕は人生の中で色々損切りをしてきた。
プロ野球選手を目指していたが、24歳までにプロになれなかったら諦めるよう決めていて、損切りした。
その後ドラコン選手で世界大会に出る事を目標にしたが、色々な理由を踏まえ損があると思ったので1年ちょっと努力したが、損切りをした。
結果、何か今掴んでいる訳じゃないが「スター選手を生み出す環境」「ファンも共に成長できる環境」を創るという新しい目標ができ、楽しく努力する事ができている。
もし損切りしていなければ、今も病気に苦しみながらダラダラ過ごしていたかもしれない。
損切りをする事で余白が生まれ、新しい何かに時間を使う事ができる。
続けてきたことをやめる勿体無さよりも、時間を無駄にする方が遥かに大きな損失。
自分のためになる時間を少しでも多くするためには、損切りの見極めが絶対に必要だと改めて感じている。